2009.07.04

「ディア・ドクター」

山間部の田舎のドクター、つるべ。でも資格をもたない偽医者。これが、ひとりの患者との善意のやりとりを通じて、失踪をせざるを得なくなる。で、警察の捜査がはじまる。警察の捜査はところどころ、偽医者が接する日常に挿入される。
捜査は、彼に接した人の証言とあつめてゆく。
偽医者に接していたときと、刑事に尋問されて証言する内容の相違。村人も、八千草さんも、瑛太も。
前作「ゆれる」の裁判でもそうだったけど、人間ってかなり、いいかげんで、あいまいなんですよね。
だれに話すか、によって、話す内容が変わる。

言葉が、どう語られるか。日常では、あまり気がつかないので、裁判劇もどきにしているのかな?
「ゆれる」はある意味裁判劇だし、「ディア・ドクター」は、刑事役の松重さんが、尋問役をつとめてます(^^)

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2009.07.01

それでも恋するバルセロナ

スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルス、レベッカ・ホールの3美女が、ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」のときとちがって、髭づらで、セクシーなんだ)に絡む。
やっぱり芸術家はもてるんだ(^^)。でも、美の祭神ともいうべきペネロペ・クルスにふりまわされっぱなしなんだ。ペネロペ・クルスと別れたり、くっついたりの繰り返し。ペネロペ・クルスは自殺未遂をはかったり、人を刺しそこなったり、しまいには、拳銃をもって現れる。

レベッカ・ホールが堅実で、婚約、結婚しながらも、情熱的な一夜をすごした,バビエル・バンデムがわすれられないんだけど、結局、もとの婚約者のもとにもどってゆく。

ヨハンソンは、バビエル・バンデムとペネロペ・クルスの間で、うまくやっていたり、別れたり。

だれもが、それなりに幸福で、それなりに不幸だ。どれを選ぶか、選ばないか、ですかね(笑)

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2009.06.29

むらさき・涼声会@小唄

平成21年6月28日(日) 大阪国立文楽劇場小ホール 12時開演 
古典芸能保存会を自称しています、おいら。で、行ってきました。小唄会。三味線と、唄。
謡、長唄、なんか、発声されている言葉がわかんないですけど、小唄(狂言もですけど)は、聞き分けられます。
唄の素材は、歌舞伎とかにとってるんですけど、歌舞伎は隆盛だけど、周辺の日本舞踊、長唄会、小唄会は、客の入りがすくない。ほんと、師匠さん方のがんばりでもってます。

200席くらいのいい舞台でした。

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はなれ瞽女(ごぜ)おりん

若州(じゃくしゅう)人形座公演
故・水上(みずかみ)勉の同名作品を人形劇にアレンジした“はなれ瞽女(ごぜ)おりん”である。
水上勉原作。人形をあやつる人は、3人で。
語る人は、一人。声の使い分けがすごかった。

客席は300席ほど。こういう舞台で、ストレートプレイがみたいな。

おりんと連れ立って旅する男が、逃亡兵ってのに興味をもってみてきました。丸谷才一の「笹枕」だっけ、今は大学の事務員だけど、徴兵を拒否しながら、逃亡をつづけてってのが主人公の物語。
戦争になっても、日本のなかで、逃亡ができたんだ、って変な感動を受けてました。

おりんちゃんと旅連れになる、男は、あらっぽい、おいおい、そんなことしてちゃ、つかまっちゃうよ、ってくらい。あんのじょう、捕まるんですけどね。

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運の、わるい日なのか、いい日なのか??

6月、25日、6時ころ「鑑賞会」の事務所の前に自転車をとめて、中で話し込んでいた。
8時ころ、そとにでたら、自転車がない!自転車の籠のなかにいれていたジャケット=貴重品ははいってないけど、家と仕事場のキーが入っている。
おーい〜、せめて、キーだけでも捨てて行っておくれ!!

で、自転車は、「駅にでもおいてんじゃない」「さがそう」と、友の車が置いてある近所の駐車場までいくと、なんと、自転車があった!!でも、ジャケットがなかった。

まーしゃない、明日は仕事場のキーをかえよう、と考えて、まー盗難届だけでもだそう、と警察に電話したら、同じようなジャケットがとどいているって言われた。え、え、えっ。

今日はなんだったんだ!!よく、わからない、でも、きっと、いい日だったんだ、終りよければすべてよし!!

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2009.06.14

鳥の飛ぶ高さ@青年団

青年団国際演劇交流プロジェクト2009 日仏交流企画
原作:ミシェル・ヴィナヴェール 
演出:アルノー・ムニエ 
翻案・演出協力:平田オリザ
いやぁ、よかった。考えさせられる、現代を感じられるいいお芝居でした。200席くらいの客席の劇場、出演者は18名、チケットは2500円。ほんとにこんな安い料金でみていんですか、ってくらいいいお芝居でした。
便器を売る日本の会社の株式取得をフランスの会社が狙っている。技術力だけはあるけれども、製品がうれず、苦境にたたされる。二代目社長は、系列の代理店を強化して、CMをうちだして、苦しい局面を乗り越えようとする。二代目社長は、江戸末期の美術品の収集家でもある。

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さんしょう太夫@前進座

両隣りのおじさんが、メガネをあげて目をぬぐっている。厨子王の母を演じた妻倉和子さんが、「絶対なきます!!」と言われてたけど、本当なんだ。でも、おいらは泣けませんでした。

厨子王、姉が、額に、焼きごてをあてられるのは、満座で、「いつ逃げるのだ」と発言した厨子王のせいやん!姉が、責苦を受け、死ぬのも、厨子王が姉に「逃げろ!」と言われて、とまどって、鎌をもって行かへんかったからやんか!!

姉と弟が逃げるチャンスがありながら、姉の犠牲で弟を逃すのは、「女性が犠牲にならなきゃ!」という固定観念を植え付けるだけとちがうん??

いろいろ、つっこみながら観てるので感情移入がないんですよ(;;)。

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2009.06.07

ハゲタカ@映画

大森南朋って俳優さん初見で、ネットで検索したら麿赤児さんの息子。そっか2世なんだ(^^)。青年団の志賀広太郎さん、小市幔太郎さん@「OUT」、みっけた。(もちろん,柴田恭平さんとか、メジャーな人は略)
物語は、ファンドでの成功、失敗の物語だ。アメリカ人、中国人、日本人が共演している。
こういう物語って、これからはやる気がする。不満はアップがおおいのと、ジョークがないところ。
「日本人はジョークを言わない」見本みたいな映画ですね。

玉山鉄二さん演じる中国の窮民からのし上がってきたファンド代表が、死んでしまうのは、可哀想。
日本は、かわりつつあるんでしょうね(^^;)。

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2009.06.03

1Q84@村上春樹

女性の主人公は青豆(あおまめ)さん、フェイ・ダナウェイのようにかっこいい、現代の必殺仕事人。
男性の主人公は天吾(テンゴ)予備校で数学を教え、金曜日毎に人妻とデートしている。

青豆さんの話と、天吾の話が交互にでてくる。
彼らはかってであったことがあるが、この物語のなかではであわない。

山岸会といおうか、オーム真理教といおうか、のような集団。赤軍のような集団と警察とのやりとり。
サハリンーチェホフ、満州と日本がかかわって幸せな出会いをしていない国のお話もでてくる。「1984」@オーウェルの話も。

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2009.05.31

消されたヘッドライン

冒頭、麻薬密売人風の男が追われている、走り疲れて座ってるところを見つけた追っている男は、銃で殺す。
と、車にのる、さえない新聞記者。じつは、強大民営軍事産業の悪を追求する国会議員とは、大学時代からの友人。
その後、この国会議員の愛人である、美人秘書ー軍事産業の調査担当が電車に飛び込んで死ぬ。この死の謎をおっているうちに、前の殺人がつながって、さらに、巨大な軍事産業、もう、国家のなかの国家ですね、の実態があきらかになってゆく、、。
さいごまで、あきさせません。国会議員の不倫がスキャンダルに扱われたり、秘書の出自が、じつは、、、とか、国会議員の妻と、新聞記者との出会いとか、新聞社の記者の仕事ぶりとか、、、スクープ合戦とか、このへんは、そう、そうだったの状態ですけど(^^)。

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2009.05.30

09ー5ー30

村上春樹の新作と、桐野夏生さんの新作、予約してるんだけど、いまごろ仕事場にとどいてるかな。 本屋にはならんでるんですけど。読みたいつーても、読めない!なんのために予約したんだろう(泣)。 最近は、この間、友達と、「観たいお芝居ないよね」と話してて、そういえば、「観たい映画もないや」、「読みたい本は、ムラカミさん、キリノさんとあるんですけど」仕事場までゆく気力がない、こまったもんじゃ、もんじゃ焼き(はい、なんの意味もありませぬ)。 っても、昨日ふらっと観たタンゴミュージカルが面白かったりするわけで。 昨日は、渋谷「駒形どぜう」で柳川鍋たべた、これは食べたかったのよ。東京人は、みんなどぜう食べてるんだと思ってたけど,認識が間違ってた(笑)。あとねぇ、食べたいものねぇ、、、、、お酒は、ある事情があって、当分飲めないし、こまったもんじゃ。 「きみには、衝動がない!」<おじさん、「雨の夏、、」の台詞じゃないんですから。

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雨の夏、30 人のジュリエットが還ってきた(1)

作清水邦夫VS演出蜷川幸雄 清水さんの作品って、切なくって、どこかおいらの涙腺が刺激されます。 中川安奈さんが急病で、5月29日マチネ休演、人生初で出くわした休演。払い戻し、えっ、えっ、そんな、おいらこのお芝居みるために新幹線のってきたんですけど、この日のソワレは、新国立劇場のチケットとってるんですけど(泣)しかたないや、と、ソワレの立ち見席のチケットもとめる。立ち見席、老人にはつらいんですけど、ごほっ、ごほっ。でも、舞台は、山本龍二、古谷一行、三田和代、鳳蘭とか、老人パワー炸裂してました。

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雨の夏、30 人のジュリエットが還ってきた(2)

中川安奈さんの代役は、毬谷友子さん、友子さんの代役を、難波真奈美さん。毬谷さん、難波さんは、もともと少女歌劇団員を演じられるので,30人にジュリエットがひとりかける、そこで、振付担当の広崎うらんさんが出演。舞台は、百貨店の一階、階段が宝塚歌劇団の大階段のようです。この階段の一番上で踊り、歌われる(歌は毬谷さんの声らしいですけど)。

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2009.05.16

60歳のラブレター

イッセイ・尾形&綾戸知恵(夫婦)、中村雅俊&原田美枝子(夫婦)、井上順&戸田恵子、の3カップルの物語。
井上順&戸田恵子が、メルヘンチックでよかったです。

イッセイさんのコンビは、イッセイさんが、元バンドのボーカル、綾戸さんはおっかけ、今は、魚屋を営んでます。イッセイさんは、糖尿病で、綾戸さんがつきそって運動療法っても、夜あるいてる。「おい、糖尿、はやくあるけ!!」ってなかけ声をかけて。

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2009.05.15

天使と悪魔

久しぶりかな、映画。「ダヴィンチ・コード」だっけが面白かったんで、2匹目のどじょう狙いで観てきました。面白かったです。
トム・ハンクスの謎解きも生半可にしかわかりませんが、つぎつぎとテンポのはやい展開に見入っておりました。
バチカンの内部も映画じゃなきゃ観られませんよね??。
歴史の重厚さに圧倒されます。木と土でつくった木造建築ではねぇ、あのどでかい天にのびる建物はできないや(;;)。
キリスト、聖なんとか像も。仏様と、仏様を守る武人が像になったのとはちがいますな。
ただただ圧倒されてました。はい。

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2009.05.10

神様とその他の変種

NAILON100ºC
いやぁ、うまい劇団です。「いじめられている子」「いじめられた子」と「それぞれの両親」の物語であり、これに家庭教師、警察、神がからむ。
いじめられてるらしい子は、不登校で、家の近所の動物園の象と話している。子供「おすそわけ」と生まれたばかりのヤギの子をもってくる動物園の飼育師。
この子のために家庭教師を雇う母。子供を心配して家にやってくる教師。
この家を訪れた人とは連絡がとれなくなるということを聞いて、警察が聞き込みをはじめていいる。
この「いじめれている子」に木の棒で顔をめちゃくちゃにされた子幸男の父母が、家にやってきて、子供に謝罪を求めようとする。

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