母音発声練習
お風呂で、やり出しました。なんと、これがおもしろい。(ってこの文章母音だけに直してみてね(^^ゞ)。うまくできると、母音だけでも、会話できそうで面白い。って面白がってるのは私だけで(笑)。
で、気が付いたのが、音楽やってる人には当然のことでしょうが、ボイストレーニングって概念が日本にはない。新劇でもほんとは、ないんやないやろうか。伝統芸能だって、ただ、大きな声をだせって言うばかりで、後は、なんの指示もない。
というか、日本では、話すことは訓練してこなかった。だって、読み書き算盤だもんね。声だけじゃなく、話すってことはどこにもない(--;)
昭和天皇が、ある婦人総会(愛国なんとかかんとか)で、挨拶ができなかったってもの丸谷才一がどこかで書いていた。スピーチに、専属のスピーチライターを置いている国とはちがいますな〜(--;)
で、私は、一対一のときは(互いに会話しながらは)、話やすいんだけど、10人を越える人に一方的に話すのは苦手なんだ。なにかのおり、自己紹介ってのをよくさせられていた時期に、自分の紹介分を3つくらい用意しておいて場の雰囲気に合わせてしゃべれ、ってアドバイスを受けたけど、それでも苦手なんだ。
会話しながらだと、いんだけどね。会話だと、相手の理解レベルと己の理解レベルの齟齬がないんだけど、一方的に話すときは、あれ、私の話はどこまで理解してもらってるんだろうか、あの人は、この人はって、考えだすと、不安で(--;)。狂言のときは、絶対子供でも、大人でもおもしろいぞってのがあるから、いいんだけど。
子供と大人がなぜ同時に楽しめるかは、項をあらためて(^^ゞ
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