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2005.04.09

演じられた近代

NHK出版社@兵藤裕己〈国民〉の身体とパフォーマンスという副題。
明治20年代の演劇状況って言いますと
 黙阿弥が明治14年に河内山宗俊、直侍を書いてます。これは、団十郎、菊五郎でやってます。
 団十郎は、依田学海等の学者ブレーンとともに、「活歴」なんていうリアルな芝居を目指して舞台にかけてますが、民衆には不評。知識人には受けてます。
 菊五郎は、歌舞伎役者として、市井のゴロツキなんぞを演じて評判をとっている。
 政府は、条約改正をもくろんで、西洋化をはかっており、歌舞伎に対して、貴人も見られるように、高尚なものにしなくちゃいけないと演劇改良化をすすめてます。
 坪内逍遙、森鴎外等も、演劇論争を通じて改良化をはかるのに一役かっている。
 もうひとつ、自由民権運動は弾圧されて、演説会ができない、で、講談ならかまやしないってんで、講談師等の鑑札をとり、講談等で運動を進める。で、もって、もともとの運動ってのが、「一つとせー自由なんとかかんとか」という数え歌で思想の普及をはかっておりました。ここから、オッペケペッポ、壮士芝居、そう、川上音二郎がでてきます。
で、条約改正がならず、官主導の演劇改良運動は、ポシャリまして、団十郎は、福地なんとか、と組んで、リアルな芝居を目指す。が、これも、日清戦争を題材に福地が書いた芝居が、まったく、民衆にうけず、いくらリアルっても、歌舞伎の演技で、現代物はできんよな〜ってんで、福地は興味を失い、団十郎は、元の歌舞伎を演じるようになる。
となると、後は、壮士芝居の川上が、シェークスピア等を翻案してやります。川上はフランス演劇を見て、これを翻案してます。学者からは、不評ですが民衆には受けている。この川上一座から、独立してできたのが新派。

読んだとこまでまとめると、こうなります(^^ゞ
川上が今のように、チケットを買って、花道のない、楽屋舞台を始めた。日本の歌の基本は、2ハク4拍子で、「3,3、7拍子」も空白をいれると、ちゃちゃちゃ@(空白)で、4拍子になる。60年代のデモで、「アンポーハンタイ、、、」なんてやってましたのも、2ハク4拍子(7,7)になるんで、これは、もう、日本人に骨がらみについてくるものだ。とかいう面白いとこはとばしてまとめてます(^^ゞ

 

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