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2005.04.11

演じられた近代

で、後半どこまでつづくのか、新劇までつながるのか、って期待で読んでましたが、あっさり、唐さん、鈴木さんに飛んで終わってます。
でも、明治維新後の苦労。これは、ナンバ歩きの日本人に行進ができるようにさせた体操教育。西洋音楽を聴く耳を育て、マーチで行進できるようにした音楽教育。ま、明治の教育によって、日本人の体の反応は、変わってきました。で、演劇だけは、教育のプログラムになかった。で、演劇人は、変化に対応する苦労を重ねる。
いまでも、新劇の訓練を受けた平幹二朗が、吉本新喜劇で芝居を演じられないよね。逆に間カンペイが新劇にでられるわけにもいかない。(岩波新書「宝塚、、、」って本に、宝塚の男役は、10年かかって型をつくり、今、それで、劇に活躍している3人として、麻実れい、安寿みら、久世星佳ってありました。久世の「OUT」での抜群の演技は、宝塚の男役の型で、主人公=ヒーロー中年女性を演じたところにある、と書かれてました(^^ゞ。閑話休題)。
で、唐、鈴木は、新劇的演技=身体に対するアンチである(これは、よく言われてます)。
で、じゃ、今、私ら国民の身体はどこらへんにあるのか。ってなとこで終わってます。おーーーーいぃ、その結論だけでも教えておくれ、その結論が知りたさに、最後まで読みついで来たんだから(;_;)。
でも、イギリスの芝居が、TVで、いや、イギリスへ行ってみられる時代に、イギリスの芝居を日本人がやる意味はあるのか。日本人が演じた外国芝居を、日本人が見て切実感があるのか。というと、この間みた「デモクラシー」も外国人俳優で演じられたものをみたい。いま、「デモクラシー」の提起する、国と国間の緊張、陰謀ってな状況にない。ちゅうか、今、中国のデモが問題になってるけど、どう、問題を解決して、友好につなげるか、って考える環境には、今の日本ではないし。でも、「デモクラシー」で提起された、いかに、問題をはらみながら進むか、って緊張感は、おもしろいし、知的には刺激をうける。
で、何がいいたいのか、今、日本人は、外国の芝居、それを日本人が演じたものでも、見たがっている。しかし、本当に見につまされるのは、外国の芝居ではない。という、状況にあるってことかな。日本の国民劇をつくるのは、井上ひさし、永井愛さんの活躍に期待してます。

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コメント

「安寿ミラ」さんなんだけど・・・
「みら」でも可愛いけど・・・ちょっと違ふ。

投稿: お絵描きぺんぎん | 2005.04.15 15:33

ごめん、まちがってました(m_m)

投稿: 悠 | 2005.04.15 18:26

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