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2005.04.30

岡本喜八監督作品

連休にみようと借りてきた「助太刀屋助六」「east meets west」「江分利満氏の優雅な生活」「ジャズ大名」。
@助太刀屋助六 あだ討ちを手伝ってお金を得た助六(真田広之)が、今度はあだ討ちされる武士(仲代達也)を助けようとするが、みねうちをくらって、寝ている間に、武士はあだ討ちにあってしまう。実は、武士は、助六の実の父で、助六は、今度は仇をうつ。
@「east meets west」咸臨丸で、米国に着いたところ、3千両を奪われ、武士(真田)とお庭番(竹中直人)が、犯人を追って、3千両を奪い返す。西部劇です。
@「江分利満氏の優雅な生活」会社の宣伝部員江分利(小林桂樹)が、小説を書き、直木賞を得る。山口瞳原作。
@「ジャズ大名」幕末、ジャズを演奏する黒人が、静岡県の小さな藩に流れ着いた。藩主(古谷一行)は、音楽に興味をもっており、藩の腰元は琴、太鼓方は太鼓を、琵琶をギター風に演奏したりして、藩の座敷牢に閉じ込められた黒人たちから、音楽を教わり、ジャズの演奏が始まる。

「east meets west」は、真田、竹中が出てくる、西部劇です。もう、西部劇にするために筋書きつくったような映画。西部劇に、剣の達人、忍者がでてるってな映画です。
「江分利満氏の優雅な生活」の中で、父を語る主人公に合わせて、父を描く漫画が画面に現れる。玄関に映った動く靴と下駄に、夫婦の会話が重なる。結婚式の風景を♂♀で書いたりとか、祝辞は音声早回しでやったりとか。職場風景で、江分利が画面の前にでてきて、「宴会では、この男、、」と説明がはいると、宴会のときの江分利を演じ、職場の人は動かない、これって、舞台で黒子が動いたり、ある瞬間、舞台にいる人は、いないものと扱われる、歌舞伎とか、能だよねぇ。
「ジャズ大名」で、通過する薩長軍、徳川隊を、東名高速道路を映して現す、交通標識を画面いっぱい映したりとか、歌舞伎、能の音がふんだんにでてくる、藩主の「なにかようか」に「ここのかとうか、、、」と受けたり、宮藤官太郎作品のはちゃめちゃの元祖みたいな、場面があって楽しかった。「助太刀屋。。」に鈴木京香がでてきますが、田舎の活発な頭のいい子を演じてますが、これはうまかった。それと、音楽は、ジャズピアニストの山下洋輔、続けさまに4本見てあきなかった(^^ゞふっ~。そうか、監督の源流は、西部劇と、歌舞伎だったんだ(^^ゞ
(しかし、最近は、よく見てるけど、その前20年の間は映画みてないんだと痛感)

さー連休どうしよう(笑)

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コメント

江分利満氏の・・・は佐分利信と淡島千景が出てませんでしたか。
ずっと昔に見たような気がします。
どんなんだったかは忘れました。

投稿: かと | 2005.04.30 10:41

妻役は 、新珠三千代、お父さんは東野栄治郎(黄門さん)でした。お母さんは、名前がでてこない。佐分利さんは、岡田茉莉子さんとでてられたのをみてます(おいらもふるいや(^^ゞ)。この映画、通勤途中の背広、下着、ズボン、などの説明に、下着の時は、靴、靴下、下着だけで、駅まで歩いているとこが写ります。監督、遊んでます(^^ゞ

投稿: 悠 | 2005.04.30 11:53

初めまして! TBさせて頂きました。
岡本喜八監督作品を初めて観てはまり、岡本喜八週間でした。
「ジャズ大名」、「ああ爆弾」でも、歌舞伎や能狂言の音楽の使われ方にしびれました。祖父が謡のお師匠さんだったので子供の頃よく松の舞台で遊びました。
舞台はそんなに観た事がないのですが、岡本喜八作品を観ていて興味が更にわいてきました。 
他の映画の記事へもまた寄らせて頂きます。

投稿: bakabros | 2005.06.14 17:22

bakabrosさん、コメント、TBありがとうございます。
ねぇ、歌舞伎とか能の伝統、うまくつかってますよね。つーか、歌舞伎も能も、岡本作品みたいな、軽快さが、どこかであったはずですよね(^^ゞ

投稿: 悠 | 2005.06.14 22:48

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