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2005.05.03

現代短歌そのこころみ

中井英夫が発掘した中城ふみ子、石川不二子、寺山修司を取り扱った「1954年の衝撃」から始まり、「中井英夫の死」をもって終わる。取り上げられている歌人は、村木道彦、葛原妙子等、宮柊二等、岸上大作、岡井隆、塚本邦雄、村上一郎、台湾万葉集にあげられた台湾の歌人、石田比呂志と穂村弘、上田三四三、斉藤史等々。
私は、村上一郎の著により、馬場あき子、斉藤史さんの歌を知ったのだと思う。武士の修行者、求道者のような石田比呂志が、穂村弘の歌を全否定するのが面白かった。
@潔き貧などありや帰り来てしめる畳の上に座りつ 石田
@「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」 穂村
これだけちがやーねぇ。でも、歌に命かけてるってのは、日本の私小説みたいで、私小説がはやらなくなったように、いずれなくなるかな。それとも、歌は極私的日常を歌うから残るかな???
かの昔前衛短歌論争があったころがなつかしい、今、新聞の投稿歌壇は一般読者は読まないだろうし、部外者が、歌論を書くこともない。部内社での印象批評で終わっているのではないか。ところで、ネットで作歌するひとは膨大な人口になってる。だれか、丸谷才一みたいな評論家が、歌集を編んで、評論活動をしてくれればとも思う。中井英夫はまさしくそういう人だったんだし。
戦後(って第二次世界大戦のこってす。昔、日本はアメリカと戦争してましたんや(^^ゞ)歌がほろびるかと思われてる時期もあって、そのとき、茂吉が、明治維新後歌が滅びるって言われた時代を想起してます。
今の、みんなが、ネットで短歌を発表する時代、このエネルギーをまとめるには、これを、評論する人が絶対いると思う。小説は言わずもがな、歌舞伎、演劇、ダンス、にも評論はあり、広くは、経済政策、なんかでも、評論はあるんだし(^^ゞ

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コメント

最近、携帯で短歌を詠む、っていうのを聞いたことがあるけど、そういうのって評論しないんだ?発信しっぱなし?それもどうかと・・・
やっぱ、作品は褒めたりけなしたり!?しないと育たないでしょ、どんなもんでも。
しっかし、ブーフーウーが判っちゃうのも悲しいかな(^^;

籠の鳥pちゃん、明日は舞台か映画にありつけそう。連れ出してくれる友に感謝♪

投稿: pちゃん | 2005.05.04 00:09

舞台か、映画は、どうでした?
お茶の伊藤園が、俳句の募集していて、中学生、高校生が応募してくるみたい。「ゆうぐれがどんどん山に帰ってく」(小学生 大賞)。

投稿: 悠 | 2005.05.05 10:05

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