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2005.06.26

読書日記2005-06-26

「日本史鑑定」徳間文庫@篠田正浩(映画監督)×明石散人対談集
いやぁもう座談は多岐にわたっていて、古代から現代まで、でも、基本は、日本の天皇家の話題に関連してすすんでゆく。奈良のお水取りで有名な二月堂の修二会の「韃靼」(ただ、ばたばたと足を踏み鳴らす)が歌舞伎に連なっている、とか。(能で足踏みできるのは、主役だけなんだけど、これもからんでいるかな)。それと「三番三」(さんばそう)で、使う「黒尉」(こくじょう)ってくろい面は、インドのドラビダ族のようであり、イラン人のようであり、とか。って話から、天皇家の行事に道教、拝火教、などが影響しているとか、うーーん、とうなるような話がつづく。伊勢神宮の20年毎の遷宮の神宝を新たにするが、その神宝「須賀利太刀」(すがりだち)の太刀の柄に「トキの尾羽」が使われており、トキの絶滅は、これが出来なくなることになる、と、トリビアの「へ~」的知識がようけ載ってます(^^ゞ
昭和天皇は、靖国神社に参拝にいかれたか?(参拝されていた、A級戦犯が合祀されるまでは)靖国神社に西郷隆盛は、祀られているか?(いない)白虎隊の少年は、彰義隊の面々は?(祀られていない)。

「三人姉妹」白水社@チェーホフ、小田島雄志訳
今度、これを扱った舞台があるので、予習用に読む。モスクワからとおく離れた北の土地(5月にやっと春の兆しが現れる)で、モスクワでの生活を夢見る、オーリガ、マーシャ、イリーナの三人の姉妹。イリーナの明るい台詞から、夫にと定めた男爵が決闘で死んでしまう結末、「あたしたちの苦しみがなんのためか、わけりさえすれば」というオーリガの独白で終わる舞台。繰り返し、200年、300年あとからこの時代を見たらどうなるのか、て台詞と、どうなっても、どうあっても、なにも、かわりはしない、とい台詞がリフレインしている。三人姉妹を直接扱う舞台ではないけれど、どんな舞台になるのか楽しみ(^^ゞ

「日中はなぜわかり合えないか」Mo Bangfu(莫邦富)@平凡社新書
中国大学生の希望就職先に11位にサムソン電子がはいっている、日本企業で50位内にはいっているのは、「26位ソニー」「46位松下電器」の2社だけ。2002年の朝日新聞社主宰の「中国パワーを視野に」という副題をもつシンポジュームでの「今年から中国社員を正社員として採用することにした。課長までのポストも用意する予定だ」(大手家電メーカー海外事業担当幹部の発言)(えっ、課長までしかなれないのかよ、そんな、会社だれがいくかよ。人材が枯れると、会社の活力もかれるんだけどね^^;)

と、新幹線の行き帰りの読書でした(^^ゞ

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