フライ,ダディ,フライ
娘が、ボクシング@インターハイ優勝者から顔をどつかれた。彼の父は、国会議員、時期の総理候補。父(堤真一)は、①警察へ届け出るか、②このままにするか、③加害者と素手で闘うか。
父が、加害者の高校と間違えてはいった三流高校の高校生に助けられて、父は、③をえらび、闘うすべを、高校生(岡田准一)から教わる。
堤真一の妻役に元宝塚の愛華みれ、上司に演出家・作家の鴻上尚史、バスの運転手に温水洋一、乗客に、シャル・ウィ・ダンスの徳井、田口コンビに浅野和之。
岡田准一のクールさがいいな~堤の胸を指して「おっさん、ここで、あいつより、勇気があると思ったら闘わなくていいだぜ」とか、「おっさん、恐怖の先になにが見える」「おっさん、自分のことだからいつやめてもいいだぜ」ってのがいい。現実も、母子家庭で、母との接触もない、在日韓国人。
高校生は、加害者が勝つか、おっさんが勝つか、賭けをやっている、加害者高校の生徒にも賭けを勧誘している。これを知って堤は馬鹿にされたといかるが、じつは、これによって、相手高校を巻き込んで、おっさんと加害者の闘いの場を作っている。
(おいらは、クリーンかどうかで、人を判断するんじゃなくて、何をしているか、によって判断する方がよかーないかぃって思ってんだけど、それは、おいといて)。
これ、ある程度、喜劇ぽっく出来上がっているが、ときどき、岡田准一の過去とか、堤と岡田准一の親子に似た感情とか、しめっぽく間がはいる、これがなきゃいいと思うんだけど(^^ゞ。
岡田准一、こっちの方が、タイガー&ドラゴンの落語家より、かっこよかったな~。
強いかれが、手を伸ばして、鳥になったように踊るって設定も。
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コメント
こんばんは。良さそうですよね、これ。
観たいな、と思っているのですが、通常料金で観るのが、少々悔しいのでレイトショーを狙っています。(爆)
堤さんは、今週末公開の『姑獲鳥の夏』でも主演ですね。大活躍だな~!
投稿: あかん隊 | 2005.07.15 00:34
ぜひ観て下さいね(^^ゞ。
「おっさん、恐怖の先に何が見える」って台詞ですが、南方で、子供が怖い夢をみたとき、「こんどは、そのとき、周りがどんなだったか、を見て、起きたら話してごらん」ってのがあって、それと一緒で、恐怖心を消し去る方法だと思うのですが、お確かめいただいたらうれしいです(^^ゞ。
投稿: 悠 | 2005.07.15 13:54
TBとコメントをありがとうございます。
楽しかったです! 観に行ってよかったと思います。
脚本が原作の方ですものね、名言ともいうべき言葉がちりばめられていましたね。最初の方で、鈴木さんがぶつぶつ言いながら、学校を間違えて入っていくところの台詞を聞き取りたかったかも。
もらったパン(?)を、めちゃくちゃ嬉しそうにがつがつ食べていた犬もかわいかったデス。
投稿: あかん隊 | 2005.07.17 06:01
>あかん隊さん
鈴木さんがぶつぶつは、聞き取れませんでした^_^;
岡田准一に堤真一がくってかかる「ローンが、、、」「部長から、、、」ってとこは、身につまされました。(って、宮使えの身ではないんですけど)
投稿: 悠 | 2005.07.17 08:39
岡田君、格好よかったですね!
それにセリフもなんかズシンとくるのが多かった。
「恐怖の先」にあるもの、自分もみたいって思いましたよ。
投稿: chishi | 2005.08.07 01:50
chishiさん、コメントありがとうございます。
>「恐怖の先」にあるもの
見たいなんておもっちゃいけません、普通が一番ですぜ(^^ゞ
投稿: 悠 | 2005.08.07 08:41