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2005.08.31

姜尚中に聞いてみた!

姜さんの著書のおっかけやってます。マックス・ウェーバー@岩波はむつかしすぎてだめだったけど、「在日ーふたつの祖国を生きて」等々を読んでました。これは、対談集というか、編集者が質問し姜さんが答えるってので、わかりやすい。講談社文庫2005-5-15刊。

この国では、経済が上向いたとき(大平内閣)、これからは、文化だってんで「田園都市構想」ってのがなされていた。これは、都市の活力と田園のゆとりをもたらす、ってもの。これが竹下内閣の「ふるさと創生」-地方が地域つくりに知恵をだし、都会が支援するー都会で集めた税金を地方にわけて地方を生かそうってものにつながったんだけど、もう、この時代が終わった。

都市の住民が圧倒的多数になり、地方をきりはなし、自分のために、金を使おうという時代になった。石原都政のブレーンのスローガンは、「都市が農村を包囲する」。
まー、はやい話が、都会で俺たちが納めた税金は、都会の俺たちだけのためにつかえ、ってことかな。でも、都会でも、自分のことは自分でしろ、年金も自分でためろ、、医療費も自分で払え、ってな政策がすすんでる。
格差是正のため、地方へ金をひっぱってくる、郵政民営化反対の亀井さんに、マネーゲームを楽しむかのようなホリエモンが対抗するってのが、象徴的ですね(^^ゞ

いま日本は、失業率が5%くらいかな、東ドイツは10%を越えていて、ドイツ統合はうまくいっていない。もし、南、北朝鮮が統合するとしたら??と考えると、今のドイツより経済的には、うまくいかなくなるだろう。韓国+日本が、協力しあって、中国をけん制する戦略のみとおし、とか、いろいろ、書かれてます。

1999年、国旗・国歌法が、男女参画基本法ができるが、これは、少子化、外国人労働者の日本への参入をみこし、外国人のはいってきたとき、日本という国の統一を、歌と旗で、はかろうとしたのではないかって推測してる。

(この本ではないけど、フランスでは、外国人が、30%、ドイツ10%、スイス10%、って読んだことがあるんだけど)(アメリカはもともと移民の国だし、、)日本は、在日もいれて1%。
日中の貿易が、日米の貿易を上回っている。こんななかで、韓国とうまく協力し、中国とも今うまくやってほしい、とおいらも思う(^^ゞ

映画見て、芝居みて、本が読める、ってな、おいらのささやかな願いがつぶされる時代がこないことを願ってます(^^ゞ。

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2005.08.28

容疑者室井慎次

室井が、釈放される前あたりから見てきました。君塚さんの監督・脚本の「MAKOTO」も面白くなかったし、どうしようかって迷ったんだけど、宣伝してるしってんで見てきました(^^ゞ。

結論、よくなかった。

なぜだろうと考えてました。事件の謎解きが、神のおつげのように、室井と関係のないところで、行われる。
警視庁vs警察庁の対立がわかりにくい(これは結局なんなのだ)(途中からみたおいらがいけませんm(__)m)。

室井の人物描写ーおい、こんなに純粋でいいのかいーが甘い。

最後の、室井の取調べ、ぜんぜん、リアリティがない(こんな取調べは、いけませんぜ。室井さん。弁護士の八嶋さん、任意の取り調べじゃないっすよ、これ。立ち会うってよりも、調べさせちゃだめですよ(^^ゞ。)
「真実が知りたいだけなんだ」って、庶民が言ってるのはいいんですけど、室井さん、権力=警察がいってはいけません。人権を守るために手続き守って得られる真実にしかないってのが、近代法の原則でして、これを崩すと、公安使って、加害者の親族に暴行を加えて自白さすって映画のとおりになっちゃいます。筧さん、真矢さんの協力が、こんな捜査方法で、しかも、これで、室井さんが職を守られるってが、なんともいけません^_^;

たぶん、警察のエリートではあるが、室井の人物ー寡黙、誠実、、ーその生き方と、彼を慕う人を描こうって意図なんだと思うけど。人物描写、古くありません?

鈴木宗男とともに行動してた佐藤優「国家の罠」じゃないけど、検察は、容疑者が認めなくとも事件にできる材料をもってから勾留する、道路公団の副総裁もそうだったし。もともと無理のある設定なんですよね。警視庁と警察庁も、OリンとアOヒとビール同士では喧嘩しても、お酒業界に対しては、一致団結なんだから、室井さん逮捕して、警察の信頼がなくなったら、内部争いどころじゃないだろうが、って、そこも目つむっても、最後も、公安が、親族殴って自白させ(おいおい、それはやってはいかんぞ^_^;)室井さんが助かるという最後までご都合主義のストリー。やっぱり脚本がいかんぞ、ってのが感想でした。

それと、なんか、相撲の塩まいてる時間のように退屈でした、ハイ。

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挑発する知

宮台真司×姜尚中対談 双風社 2003-11-15刊

9・11以降テロを許さないために、不自由さを忍ばなければならない、人々の監視が許される社会となっている。リベラリズム(自由主義)がネオリベラリズム(新自由主義)にとってかわった。犯罪には、刑罰を!、だが、いままでは、犯罪を犯した背景をなくすことも大切にしてきた。ネオ・リベラリズムは、「弱者を大切にするから、つけあがる。もう断固たる態度をとろうじゃないか」ってなものになってきた。日本でも「市中引き回しにしろ」という大臣がいましたな〜。

車の実験で、ボンネットが壊れたり、ナンバープレートをはずした車をほっておいても何も起こらなかったが、窓をわっておくと、バッテリー、タイヤをとっていかれる(こんな実験、よう思いつきますな、アメリカは。以前、刑務所を作って、刑務所に入る人と監視する人をアルバイトで雇い、じょじょに、入ってる人の権利を侵害してゆくってな心理学的実験もだいぶ前に読んだことがあります。ま〜日本ではねぇ〜(^^))この理論を応用して犯罪の取り締まりの強化も80年代から行われている。

アメリカで新聞社がテレビ会社を経営することはできず、テレビ会社が新聞社を経営したりできなくなってる。互いが互いを批判できるようなシステムになっている。これは、日本ではねぇ、テレビがあおれば、新聞もあおるから(^_^)

二人は、ECを参考に、東アジア共同体みたいなものを、考えてる。おいらは、北朝鮮が核兵器もたないようにしてほしいです(^^)。

ニコール・キッドマンが出てた「ドッグヴィル」って映画があるんだけど、(おいらは、「アメリカ民主政治」を書いたトクヴィルを連想した(^^))。

映画は、ギャングの一族から逃げて、村に迷い込んだニコールを、村人が、みんながニコールが働けるようにして保護するんだけど、そのうち、村人は、ニコールを民主的に迫害するほうに回り、結局はニコールを迎えにきた一族から皆殺しにされる物語だった。そうか、アメリカの民主主義がかわったのを、教えてくれてたのか(^^)

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2005.08.27

亀は意外と速く泳ぐ

(物語)単身赴任の夫の妻すずめ。夫からの電話は「亀にえさをやったか」。階段で、上から落ちてくるりんごを避けるため伏せたとき、みつけた「スパイ募集」(親指サイズ)のポスターで、応募する。
某国スパイとして課せられたのは、「普通に怪しまれないように生活すること」。そのうち、その地方にスパイがいることを公安がかぎつけ、スパイたちは姿をけす。。
(ネタばれなくて書くのはくるしい、おもしろい小ネタ満載)

某国スパイ夫婦(岩松了、ふせえり)。っても、岩松さんの赤いTシャツには、旧「ソ連」の国旗そのまま(星、釜、、)。岩松さんも、外大ロシア語科だったもんな。シャツにプロパガンダってロシア文字で書いてある(^^ゞ

すずめの日常であう人が、これまた一癖もふた癖もあるひとたち。
すずめの友達のくじゃく(すずめ、と初恋の彼との逢瀬をつくるため、電線を切ったりする)
トイレのつまりを直す、水道屋さん(これが、トイレにつまったイカ飯のイカを保存している)。
倒れかけるとみえておきあがる豆腐屋さん。
永久パーマという看板をかけたパーマ屋さん、じつは踊りださずにはいられない癖がある(温水洋一)
そこそこの味をだすラーメン屋(松重豊)
等々。

そこそこラーメン屋のおじさんが、わかれの際すずめにくれるレシピ、それをつくって食べるすずめの表情見てくださいな。

普通でいることがどんなにむつかしいか、普通にみえてじつはその人その人がかかえてるものは、みんなちがってる、それが見通せるか、普通でいることがどんなに努力しているか、普通じゃないものに超越しない方がいいよ、というメッセージが伝わってくる。

9・11以降、隣人がテロリストではないか、という疑心をもつ社会にかわりつつあるけども、彼らは、映画は、これに対する風刺みたい(映画にでてくる人は変わってはいるけども、普通の大切さがわかってる人ですもん(^^ゞ)。

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2005.08.24

だるまさんがころんだ

劇団燐光群 坂手洋二作・演出(坂手さん、映画「みやび 三島由紀夫」(秋公開)に出演します(^^ゞ)
http://www.alles.or.jp/~rinkogun/index.html
舞台が真っ黒になったと思ったら、どーんって爆音。

舞台が明るくなると、サマワに派遣されているらしい迷彩服を着ている自衛官2名 
「公務で、だるまさんがころんだ、を近くの小学校に教えにいくんだ」「なぜかんけりじゃだめなんすか」ってな会話から始まる。

ヤクザの親分が、引退後、安楽にすごすために自宅に侵入されないように地雷を敷き詰めようとし、地雷を手に入れようとする子分の男。
日本で、唯一地雷をつくる会社の寡黙なお父さんの家族(ちゃぶ台をおいて母、娘2人が、父のいつも「今日は会社で事件があってな」との一言をまっている。
地雷撤去を使命としている女。

どこかの部族が、地雷のために、先祖伝来の地をすてて難民となり、難民援助で生活している。

これだけのお話が、交差して進行してゆく。暗転のとき舞台、客席は真っ暗。どうやって、役者さんは、舞台の入れ替わりをしてるんだろう??

「道路が舗装された国が、地雷を作り、舗装されていない国に地雷をばらまく」。
いちど、ニューヨークの公園に地雷が埋められたら、皇居に地雷が埋められたら、というエピソード、イラク派遣を拒否する自衛官を説得するエピソード等が挿入されている。

部族の兄が、弟を救うために、地雷におおいかぶさり、弟を救う、物語がかたられたりする。(美談の裏には、悲劇があるんですぜ、そもそも地雷がなきゃ、兄はこんなことせずにすんだんですぜ、医者代が払えない人のために働く赤ひげの美談の裏には、医療費が高額で医者にかかれない人の悲劇がかくされているように)。

女は、地雷撤去のために、誤って地雷を爆破させ、体は脳の一部を残して、機械になっている。男は、女を愛している。

最後、出演者全員が、「だるまさんをころんだ」をやり、鬼(っていうのか)を、女がやり、全員で「最初の一歩」と声をあげ、女の顔がライトに照らされて終わる。

って書くと、硬い作品のようですが、シュールな笑い入りの作品でした。

いろんな地雷が発明されているですね、最初踏んだときは、爆発しなくて2回目に踏んだときに爆発するもの、踏んだ瞬間10メートル上にとび、そこで爆発し、パチンコ玉のようなものが、飛び散り炸裂するもの、蝶のようにブルーで、手にとって、おいた瞬間爆発するものとか、いろいろ開発されているんですね。

上のすることをみておかないと、目をあけとかないと、と気がつかせてくれる作品でした。

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2005.08.21

サウスバウンド

「イン・ザ・プール」の原作者奥田英朗著 2005-07-30 角川書店刊

鴻上尚史が、週刊誌で、「泣くよ」って紹介してた。さっそく、買った。で、泣かされた。
物語は、小学校6年生の次郎、4年生の桃子の家庭。お姉さんは、父の子ではなさそうだが、グラフィックデザイナー一家の話。
父は、元過激派、アナキスト、母も父と同じような過去がありそう。

一部は、小学校で、中学生のワルにカツアゲされそうになり、このワルと闘う物語。
二部は、沖縄の西表島に一家が引越すが、そこは、リゾートホテル建設地。一家は不法占拠している。父は、ホテル建設派と孤独な戦いとはじめる。
父は、税金ははらわない、小学校で集める修学旅行の代金の積み立てが高く、先生が、旅行会社から、旅行や接待でリベートを受けたいたこを暴いてゆく。

元過激派(○革派をイメージしたような)父は、子供に学校へは行くな、国民年金を徴収にきた公務員とは口論するってな、風にかかれており、まー過激派をカリカチュアライズちゅうか漫画チックに描かれている。父が周囲とまさつを起こすのを心痛めている、父を批判的にみている少年が、沖縄に移住し、父のまわりにあつまる、こころ暖かい大人から、父の正しさをまなんだりしながら、成長してゆくさまが、書かれている。

で、おいらのツボは、父が不法占拠しながら、ホテル反対運動にたちあがるのを、東京から、不登校をなおすために、おばさんのいる沖縄にきている少女が、少年に「おとうさん、かっこいいね」っていう場面。(あーーーー、と団塊の世代のおいらは、そうか、だれにも、理解されなかったわけではない、おいらたちはと、思うと、どうにも、いけないや、涙がでてしまった(T_T)。おじさんは、不器用で、不恰好で、人に迷惑ばかりかけていた日々を思い出しました(-_-;)(

もちろん、同世代=同じように感じる、過激派=いい人ってことはない(いい人=いい政治家=非利権政治家と、=がなりたたないことと同じだけど)と、百も承知でですが。でも、奥田さんって、1959年生、団塊の人より10歳若いのに??

学園闘争をやった高校生が中国へ行き、30年ぶりで、日本に帰ってきた物語『ラララ科學の子』(矢作 俊彦著、文藝春秋社刊)の著者は、団塊の世代の人かすぐその後くらいの人か??。

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僕が選んだ洋画・邦画ベスト200

洋画であげられてるの100のうち、みたものは、「第三の男」「裏窓」「ドクトルジバゴ」「俺たちに明日はない」(前2はDVD、後2は劇場)6本。
2003-12-10 文春文庫 小林信彦著(単行本は、2000-12)。

邦画は、「酔いどれ天使(D)」「青い山脈」「生きる(D)」「幕末太陽伝」「炎上」「薄桜記」「人間の条件」「宮本武蔵」「飢餓海峡」「心中天網島」「男はつらいよ」「仁義なく戦い」「愛のコリーダ(D)」「ツゴィネルアイゼン」「Shall we ダンス?(D)」15本(DVDでみたのはDと記す)15本。

おいらは、中村錦之助、東千代之介。日活映画、裕次郎、小林旭なんか覚えてるな。それと、橋幸夫の映画、覚えてる。それと、黒澤さんの「蜘蛛の巣城」も見てる。小林旭の渡り鳥シリーズの「旭が歌をうたいながら登場する際、悪役は、ビール瓶を握り締めたままで絶対におそいかからない」(あーーそだった、そうだった(^^ゞ)。こういうB級テイストの映画って評価されないんだよね。「とらさんは、評価されるのに」(そう、そう)。

イーストウッドは、ジェイムス・ディーンより1歳年下っだったんだ。おいらの見てた、プレスリーの映画についても書いてる(^^ゞ。
おいらの、みたこともない、映画評がおもしろいのも、B級テイストの面白さ好き、二コール・キッドマンのファンってところが共通してるからかも知れない(笑)

「日本人は笑わない」(by ヨンファ←えいかげんにせぃ)ってこれ、著者の新潮文庫(1997-11-01刊)。漱石が、「猫」に引用している「こういう詐欺師の物語があった。。。」というミステリーの題名、作者を探し当てて指摘したのは、1961年、山田風太郎(SHINOBIの原作者です(^^ゞ)。
漱石が落語を聴いていて、これを引用してるってのが、指摘されたのも、最近の話かな。漱石って、明治、大正時代、小説家としては、評価されてなかった。求道生活の報告書みたいな、小説がはやってたから。こういうエンターテイメントあり、の小説の評価はひくかった。ユーモアの<喪失>しているのが日本だと喝破している。

おいらには、高校生のころ、京都のオランダ美術展に友達と行って、「フローラー」って書かれた女性の絵の前で、「おいおい、これさ、英語なら、フラワーだよね。まー日本で言えば、花子ちゃん」って言ったとき、絵を眺めていた品のいい老嬢から、きつい目で、にらまれたトラウマが残ってます(ほんと、一緒に笑ってほしかった)。

でも、おいら、大阪の環状線(山手線みたいなもの(^^ゞ)に乗ってて、高校教師の友達が「悠よー、おれの教え子ベンチャ・ビジネスで成功してるねん」おいら「ふーん、お前だって成功してるやん」友「?」おいら「お前だって、べんちゃら・ビジネスやってるやん」
(これで、前の乗客がふきだしました(^^ゞ)。べんちゃら=おべんちゃら(関西弁ではおべっかのことをこういう)(この話、面白いから、何回かしてる、どっかで、聞いた君、同じ話をするな、というなかれ(^^ゞ、大阪人を笑わせるのは、大変なんだから(笑))。

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妖怪大戦争

みてきました。妖怪があつまり、捕らえられた妖怪をすくおうとする談義であつまった妖怪が、やっぱりやめとこか、っていうところや、「戦争はあかん、腹がすくだけや」という、水木大先生の台詞や、うーん、これって脱力系かなと。「すねこすり」っていう妖怪もかわいいし。それと女性陣、河姫、アギさん、太ももあらわで、ちょっと、エロス系もはいっるかな(^^ゞ。

この間見たのが「鋼の錬金術師」。ドイツでヒトラーが一揆を起こすときころに、別の世界の力を借りようとするナチの科学者と、むこうの世界からやってきた錬金術師。
どちらも、夏らしく、戦争を扱ってはいるが、戦争を肯定していない点では、一緒だけど、どちらかというと、脱力系の「妖怪、、」のほうがショウにあってるかな(^^ゞ

藤保憲が、大掛かりな機械をつかって、鋼鉄の魔物をつくって人間をほろぼそうとするのに、対抗するのは、うようよと集まった妖怪と、神剣をもった少年。なんか、アジアって感じがします(^^ゞ

「リンダリンダリンダ」「運命じゃない人」が、小さなことをなしとげるのに、こつこつと小さなことを積み上げてゆく、って感じで、これが胸を打つのは、「日本人、こつこつ働け」by ヨンファ@イージス(もう、この台詞の引用ばっかりですが(^^ゞ)っていう、日本的なものかもしれないな(^^ゞ

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2005.08.20

日本政治の対立軸

90年代の政界再編を、政策対立軸の不在をもとに理解しようとするもの 大嶽秀夫著 中公新書 1999-10-25刊

世界的にいうと、70年代末から、80年代末、サッチャー、レーガンが出てきて、ロシアが崩壊があった時代は、ネオ・リベラリズム(民営化、規制緩和、小さな政府を唱える)の時代であった。(中曽根の行政改革を思い出してね)。

ところが、この政策は、勝ち組、負け組みにわけ、失業者がふえ、治安の悪化を生み出した。これを反省し、反ネオ・リベラリズムに路線が転換し、フランスでは社会党内閣、イギリスでは、労働党内閣、ドイツでは、社会民主党が政権を担当する。
(ところが、90年代中期、日本では、不況ではあったが、失業率は低く、リストラが遅れ経済が回復しない状態であった。)
(橋本栄研は、、財政再建を守るとの立場で、恒久減税をしない、とTVでのべて選挙で敗北している)

日本の場合、ネオ・リベラリズムが本格的に導入されてはいない段階であり、ネオ・リベラリズム導入した場合の失業率の増加、治安の悪化など、マイナス面をかたらねばならぬ、ということになっている。このマイナス面をかたるのが、痛みを伴う改革を回避する守旧勢力、既得権を守る圧力団体、官僚組織と同じにみられる、ということになる。
(日本の場合、終身雇用システムがあるように雇用が守られている。民営化しても、労使協調を強化することになる。また、強い平等主義があり、経営者と従業員の出身階層もかわらない、所得も、欧米ほどの格差がない、という社会構造がある)。

(企業が傾くとき、経営陣の給与を減額して一丸となって取り組む日本、高級をもってあらたな経営者を引き抜く欧米とを比較してみてね(^^ゞ)

ネオ・リベラリズム改革の遅れた日本で、ネオ・リベラリズムのマイナス批判をもかたらなければならない、このわかりにくさが、政党の対立軸の不在となっている。
政党の離合集散、新党は、利権政治批判、スキャンダル批判、官僚批判を軸にして行われているという分析でした。

政党の政策を、ネオ・リベラリズムとそのマイナスをどう考え、政策をつくろうとしているか、で、政策を判断するしかないんだろうけど、って、おいらの頭ではむつかしい(^^ゞ

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2005.08.18

日本型ポピュリズム

2003-08-15刊 中公新書 大嶽秀夫著
1990年代末と2000年初頭の自民党政治の検討ーこれと関連してTVの変貌を考察するとある。

ポピュリズム「レーガン」@米大統領と小泉総理

★政治を、利害を調節する場としてではなく、善悪の対立、しかもドラマとしてみる、「小さい政府をめざす」「民にできることは民に」という言葉の繰り返し

★レーガンが、アメリカが神によってえらばれた国+外的の脅威を説き、国民に自信を与えるメッセージをもっていたが、小泉には、これがみられない。

二人ともTVを利用する政治家であるが、
★米では、新聞が、TVの批評や、解説をするのに、日本では、新聞は、系列化にTVを置いており、TVに対する批判が弱い。

★日本のメディアは、視聴者にこびる体質がつよい。(田中元外相時代の、田中真紀子をいじめれるな、という市民の声をおもいだせば、そうかな)

★日本の場合、TVの意見は権威をもって受け止められる。◇
(日本の場合は、ポピュリズムに対する抵抗が不足しており、時間がたって、「飽き」て、交代をまつしかない。)

著者の結論は、善悪二元論に固まった世論より、「現実主義」的に政策を吟味するときがきている、というものである。

本棚を整理していて、読み直したというか、昔買った本を読み直したんですが、意外に今を考えるのに、ヒントを与えてくれる本でした。

ここ10年、政党がくっついたり、はなれたりして、議員の数合わせにはしったのは、選挙に立候補するというリスク==落ちると、元の仕事にもどれない、借金を背負う==の負担にたえれる人がかぎられており、候補者を確保できなかったって指摘が、おいらには、面白かった。

この著者の「日本政治の対立軸」(中公新書)は、なぜ、ヨーロッパで社民政権が成立した時期に、日本の社民勢力が、政権をとれなかったを分析するものだったけど、もう一度、読み直すか(^^ゞ

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2005.08.14

日本映画は再興できる

著者は、シネカノン代表、「月はどっちにでている」の製作者
李鳳宇著 (株)ウェイツ2003-6-1刊

大手製作会社が製作・配給・興行までする(映画館を抱えている)システムが、崩壊にきている。
映画スターを育てない日本、高倉健、西田敏行、三国連太郎などはTVにでないからスターでありつづけている、韓国、欧米では、映画にでる人と、TVにでる俳優はある程度わかれてる。
人材を育てるシステムがない、映画は思い込みのつよいほうが勝つ、映画をビジネスとして成功させるアメリカ、、、など面白かった。
(ウディアレンは、アメリカ社会のジューイッシュなので、たぶん、ユダヤ社会でしかわからない笑いが含まれている、とかも)

演劇の方は、鴻上さん、野村萬斎、「約30の嘘」の原作者(土田英生)など、文化庁の支援で、留学させたり、国立劇場で、俳優の養成が始まったりしてます。
フランスでは、映画に国の資金援助がある(「ロング・エンゲージメント」はアメリカ資本が参加してるので、援助が出なかったとか)

日本では、、、、。「運命じゃない人」「約30の嘘」「サヨナラCOLOR」@竹中直人監督とかも単館上映で、まだ、回ってくるだけましか、って状態になってる。

でも、映画監督の才能を見つけるプロデューサーの仕事の重要さも、スタッフの重要さも大切だよね。100万人むけじゃなく、10万人向きの映画もみれるようにしてほしいってのがおいらの願い。
アメリカ流ビジネスだけど、「マトリックス」の監督、「シックスセンス」の監督を発掘してるのも、アメリカだからできるとも書いてます。

李さんの戦略、勝ち負けのない引き分けの映画をつくり、当たれば儲かるって方法。これ役につかもです。賭けては負けているおいら(「郵政」法案、参議院で可決に最後まで賭けてました(爆))。

追記 

★演劇では、日本の芝居、韓国、タイ、なんかにもっていってます。日本映画も、中国、韓国で放映されてるんですかね??

★イギリスの売りは、賭博、っても、保険=何歳でなくなるかを賭けて、それまでになくなればソン、生き延びればトクって、まーばくちと見ての話ですが。ア メリカは軍需技術、っても、インターネットや、カーナビや、そういう技術なんですけど。ドイツ、フランスの話もきいたのですが、忘れてます(^^ゞ

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2005.08.13

運命じゃない人@映画

遊び心まんさい、おもしろい映画だった。(配役、物語は、下の本の感想見てね(^^ゞ

冒頭駅のベンチで座っている真紀(音楽流れてる)
真紀指輪を抜く(同時に音楽とまる)
(こういう音楽の使い方いっぱいありました。車走る=音楽流れてる、車止まる、ドアあく=音楽とまるとか)
真紀、大きいバックを手に立ち上がる、と直角に右をむき歩き始める。
(この直角ってのがなんともおもしろいのです。)

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2005.08.11

<現代核家族>の誕生

現代の食卓~小学生の子供の朝食に菓子パン、餅菓子、日曜日のランチ「コンビニのおにぎり」。うちの娘はそんな食事を作ってませんという母(67歳)の娘(37歳)の食事がこれである。という話から始まる。

岩村暢子著 勁草書房 2005-06-27刊

実は、母の世代は、戦争ー戦後のまずしい時代を生きている間、自分の母から、伝来の食事の継承をしていない。また、べつの、TVや雑誌の情報で、カレー、シチュー、スパゲティ、マーボ豆腐、魚より肉料理をと、あたらしい食卓をつくろうとした人たちなのだ。また、伝統的な子育てから、育児書とおりの育児を実践し始めた人でもあり、子供に習い事をすすめた人でもある。

  1955ーー1965  病院出産が18%から84%
  1960--1965  見合結婚が1965年過半数をきる。
  1958 冷蔵庫 5.5%  電気釜 15,6%  TV普及は、1964年72.2%
  1960     15.7%        37.5%  オーブン普及は1970年代
  1963     51.9%        55.9%  

戦後から、現代まで激変の時代を生きた母たちは、「伝えない」「教えない」母でもあった。というより、時代、時代に適したものがあると考えていた。
分岐点は1960年代である。で、子供が巣立つと、家の料理の簡易化が始まり、「自分のことをする」母が増えてゆく。

そうか、おいらは、正月、御節は、食べなくなった。正月に家族(兄弟)が集まらなくなった。ヨンさまブームの正体の元はこれだったのか、とか、数字をみてふぅっと息を抜いております(^^ゞ
でも、もう伝統回帰ってことはないだから、これで行くしかないよね。強い男なんて時代錯誤なことを考えたらあきまへんぜ。男たち(-_-;)。

 

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2005.08.10

日本のいちばん長い日

ヒトラーにもじっていえば、アナン陸相~最後の20日間~になるのかな(^^ゞ。ポツダム宣言が発表され、鈴木貫太郎首相がポツダム宣言を受諾するかどうかを受けて御前会議で受諾が決まり、天皇ヒロヒトの8.15の玉音放送までの間。この放送の前に、アナン陸相は自殺する。

■閣議、地下壕の御前会議のやりとり、陸軍は本土決戦を主張している。
■陸軍の若手は、天皇のポツダム宣言は、天皇側近が天皇に強いたもので、天皇を擁して本土決戦をもくろむ。
■他方、8月14日、御前会議では、受諾すること=敗戦(連合国への電報の発信)がきまっているのに、基地を飛び立つ特攻隊の面々、旗を振る民衆、子供。
みっつが平行して進行してゆく。

陸軍の若手がファナテックでした。やはり時代なんでしょうね。こんな若手を抱えていれば、陸相もポツダム宣言受諾ねんてできないよねって感じが出ていました。
ここでも、決断が一日延びるごとになくなってゆく国民・兵士。それと、御前会議の天皇の一声で受諾が決まるんだけど、その後の閣議、詔書作成ーー御名御璽をもらい、閣僚が全員署名してーさらに枢密院を開くーー手続きの煩瑣さ。

主演級じゃないひとに、島田正吾、小林圭樹、伊藤雄之助、新玉美千代、加山雄三、加藤武、高橋悦史、中谷一郎、、、、舞台俳優のめんめん、顔は覚えてるのに名前がでてこない、おいらの記憶力がどれだけたぐりよせられるかの試験みたいな映画でもありました(^^ゞ。

帰りに「歴史街道」9月号かいましたら、地下壕での御前会議の様子が書かれており、おっ映画そっくり、「宮中を占拠する」「放送局を占拠して放送を押さえる」計画とその実行の様子がかかれていた(映画みたい)って、当たり前なんですけどね(^^ゞ。

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2005.08.07

運命じゃない人@本 映画ネタばれあり

面白かった。時間はある日の夕刻から、翌日の朝8時までの間。
ぴあ㈱2005-07-29刊  内田けんじ著

真紀 男にだまされ婚約指輪を質屋にいれた金3500円が所持金
宮田 結婚するつもりで、ローンでマンションを購入した後、婚約者あゆみが行方不明
あゆみ 宮田の元婚約者、現在は、浅井の恋人
浅井  暴力団 金庫に2000万円入れている。
神田  探偵 宮田の友達。あゆみを探ってあゆみが詐欺師だと知る。

①サラリーマンの宮田がマンションにいると、探偵の神田から、元婚約者のあゆみのことがわかったからと電話がはいり、レストランに呼び出される。
②真紀は、一人でレストランでコーヒーを飲んでいると、「彼女、一緒に食事しない」と声を掛けられる。
③あゆみは、暴力団事務所から2000万円を盗んで、海外逃亡を考えているが、宮田のマンションにパスポートを忘れたことにきずく。
④あゆみは、浅井の元を逃げ出し、探偵の神田に、忘れたパスポートを取ってきてくれと頼み、報酬は100万円と決める。
⑤あゆみは、神田に電話した携帯電話を、組事務所に忘れてきている。着信履歴は残っている。

①の電話は、じつは、神田が、宮田のマンションにパスポートを取りに入ったときに、宮田が帰ってきたので、宮田を外へ出すため、神田が宮田に電話したもの。
②のナンパは、神田が、宮田への罪滅ぼしに真紀をナンパしたもの。
ってな、風に事件が進行する。2000万円の入ったバックを宮田のマンションに置き忘れたり、じつは、その2000万円は???ってな事件も進行してゆく。

映画作ってから書かれたものだろうと思うので、まるで映画見てるみたい(ってあたりまえか(^^ゞ)

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王女メデイア

(劇団)ク・ナウカ

笑いに出てくるのは、等身大の人だ(えらい人も、等身大まで貶められる)。で、笑いの次には、悲劇、普通の人じゃない人がみたくなる。ってんで、見てきました。

(あらすじ)ギリシャの王子イアソンは、アジアへ遠征する。イアソンにこころ奪われたアジアの王女メデイアは、父を裏切り、イアソンに力をかす。
ギリシャに帰った二人には、子供も生まれるが、叔父の謀略で、イアソンは失脚する。イアソンは、土地の王の娘と結婚し王になろうとする。王は、メデイアの報復を恐れて母子もろとも追放しようとする。しかし、メデイアは、王、王女、自分の子を殺し、イアソンの野望をくじき、イアソンに絶望を味あわせる。

ク・ナウカの「王女メデイア」は、演じるのは、すべて女性。声を出すのは、男性。
料亭の広間に、裁判官が着る法服をまとった男たちが入ってくる。
女たちは、料亭の女中の着物を着ており、役が与えられると、着替えする。
メデイアは、チョゴリを着ている。イアソン、王は、明治時代の軍服を着ている。
ギリシャ悲劇のことば、アジアをさげすんだり、女をさげすんだりすることばが、日本人が朝鮮人をさげすむように、また、日本の男性が女性をさげすむようにも響く。
夫の裏切りに、わが子を殺すメデイアが悲劇の主人公です。

アフタートークで、法服の意図を聞いたら、ロジック、言語を使用する究極として裁判官をおもいついたというのが、演出家の答えでした。また、チョゴリの着心地について、メデイア役さんに聞いたら、和服と違って足が自由に動かせ、三拍子がとりやすいってことでした。
声を出す方は演じたいという欲望、演じる方は声を出したいという欲望を禁じられた緊張が舞台の緊張を生み出すとのことでした。(この方法では、喜劇は無理ですよね(^^ゞ)

舞台では、演じているとき、頭は別のことを考えたりしていて、また、逆もある、そういう生理に忠実にしたら、こういう演出になった、ということでした。
おいらは、日本の語りの伝統の現代での形って感じで、こちらの方法、違和感なくも面白かったです。外国(西洋)の語りってのは、誰かになりきって語るので、何人も落語みたいに、熊さん、はっつあん、大家とかを演じわけないそうです(演出家さん談)。

8/9追記 週刊誌に、義父、妻、子供を殺した事件があって、義母は殺さず。義母を恨んでおり、義母に、すべてをなくした感情をあじあわそうってのが犯行の動機と書いてあった。メデイアがイアソンに、自分の子を殺してまでもあじあわそうとする、感情に似てますね^_^;。

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”祖国なき独立戦争”を楽しむために

扶桑社2005-06-10刊 鴻上尚史著 週間SPA!連載2003-9-30~2004-9-28号をまとめたもの。
ジョウージアのCMで踊る米倉涼子の話題から始まっている。終わりから3つめのネタには、来年11月、「ザ・ブルーハーツ」の歌だけをつかったミュージカルをやる。内容は、メジャーを目指したバンドのボーカルだけが、大手のレコード会社に引き抜かれ、残されたメンバーが、、、ってものだってのが出てました。(「リンダ、、、見た日に買った本にこんなのが載ってる、シンクロニティを感じてます(^^ゞ)

鴻上さんは、「ダディ、フライ、ダディ」に堤さんの上役だか、会社の人とかで出てました(^^ゞ

踊れる男優が少ないから、踊れたら収入になる、俳優志願者は、踊りが穴ですぜ、って業界ネタから、「ハルシオン・ディーズ」とミュージカル「天使は瞳をとじて」の合間に書かれたものが前半くらいかな。
音楽は、不幸なことを歌っていても、歌うこと自体がポジティブ、だからミュージカルは、暗い内容でも、エネルギーがあるんだ、ってのに、教えられました(^^ゞ

アメリカで、イラク人捕虜を虐待した軍人が処分されたが、軍人の妻が、TVで「夫は上司の身代わりになって処分された」と発言している。
これと、イラクで人質となった家族が「日本軍はイラクから撤退してほしいです」と発言したことに抗議が殺到したことを捕らえて、日本人は、「個人の側」にたつのではなく、「国側の人」にたちやすい、と発言している。近鉄劇場@大阪がなくなったことに、文化を創ってきたことを自覚していない会社経営陣に憤っている。

鴻上さんの硬軟入り混じった随筆ですが、本になると、読んでます(^^ゞ

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笑いの力

岩波書店 2005-3-16刊 河合隼雄 養老孟司 筒井康隆 (シンポには三林京子参加 司会 工藤左千夫) 絵本・児童文学研究センター主催文化セミナー「笑い」@小樽市民会館の記録。
講演では、河合さんの「日本の教育は、西洋に、追いつけ、追いつけ型できたから、まじめで必然的に笑いがすくなくなった」、養老さん「西洋社会ってのは、一神教、変わらない自分を前提にしている、ところがほころびがでる、それが「笑い」である」、筒井さんは、「笑い」「ブラックジョーク」を理解しない文壇を批判している。

おいらも、日ごろ、「笑う」よりも、「泣く」ことを評価する社会に憤っている。(泣くことを貶めてんではないのです、おいらは、笑いを評価しないことを憤ってるのです)。

人を「笑」わせるってのは、大変なんだぞ、ドリフターズが、「全員集合」で、どれだけ、笑わせるための準備をしているか(1秒の何こまかの間を大切にしてたか)、長さんの「だめだこりゃ」を読んで見てくださいな。

講演では、養老さんが紹介している、
「枝雀の「なんで、飛行機がおちるかいいますと、だいたいあんな重たい金属の塊がとぶはずがない。ちゅうことをですね、飛行機が、飛んでる最中に、ふっと気がつく、そしたら落ちますんやな~これが」(悠が加筆)」

筒井さんが紹介している、
「ハーポ・マルクスが、4階建のビルによりかっかっている
警官「なんで、おまえは、そのビルによりかかってるんだ。そのビルをささえてるのか!!」
ハーポ「そーだ」。警官が怒ってハーポを逮捕しようとする、ハーポはビルを離れ、逃げる、と、ビルが倒れる。
が面白かった。

おいらの知ってるマスクス兄弟のギャグは、ロータリークラブかなにかに入会の推薦を受けて「不名誉な私を入れてくれるクラブなど、私は、入りたくない」ってものです。

(上のみっつ、笑えました??)。

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2005.08.06

リンダリンダリンダ

(あらすじ)高校生が、文化祭にガールズ・バンドで演奏することを企画するが、一人が怪我して、このことで、バンド仲間が仲たがいし、一人去る。その代わりに、韓国からの留学生をボーカルにして、練習を繰り返し、繰り返し、文化祭の最後を、「リンダリンダ」を演奏する。

なんか、撮り方がドキュメントみたいな撮影の映画でした。ま、面白いって聞いていたので、あまり小ネタで笑わずにおこうってみてました。韓国人留学生のソンが、バンドの中心的リーダー恵が、元彼のスタジオを借りて練習する際、ソンが、元彼にむかって、(恵を指差して)「夫か」って聞くあたりで笑ってしまった。ソンが、少年から愛を告白されながらも「私は、仲間と一緒にいたい」と仲間との練習を優先させる場面や、恵と、ソンが、互いに「仲間に入れてくれてありがとう」「入ってくれてありがとう」ソン「互いにありがとう仲間だ」という場面がよかった。

仲間が文化祭で演奏したからと行って、彼女らの人生が変わるわけでもない。文化祭の当日、演奏しているとき、外では、雨が降っている様子が映し出される。私が、仲間を組んで、仲間と演奏するのが、それが楽しい。。。。これは、人生に、その時代しか訪れないのでは、思うのですが、そのあたりが、おいらのツボでした。

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稽古日誌2005-08-06

渡された台本が、「二千石」と「寝音曲」。師匠からの台詞伝授は前半だけだけど、ここんとこがんばったから台詞は入った。寝音曲は、寝転がって謡をうたい、起こされると、声がでない、って役なんだけど、その謡もなんとか、入れた。ただ、あと、後半が残ってるし、いつ仕上がるかな。つぎの稽古日には、たち稽古したいんだけど、相方覚えてきてくれんかな^_^;。
師匠からは、最近口授した台詞の調子と、おいらの舞台の台詞の調子が違ってる、台詞を勝手に変えてる、って注意があって、「ヘイ、直しときますです」なんていってるけど、師匠の調子をテープで聞いてないし、、、ホント、お調子者だと思う、おいらは。

久しぶりで、台詞に集中して覚えた、でも、そのほかのことで、言葉を忘れてるから、差し引きすると忘れてる言葉がおおいかな(^^ゞ。

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2005.08.02

ヒトラー~最後の12日間~(1)

エンディングロールが終わっても立てない、重い映画でした。千年王国を作ろうとした天才の挫折の物語、神々の悲劇、ヒトラーは、ダーク・ヒーローですね。

狼の巣(地下壕)でのヒトラー側近(秘書も)の生活。
ドイツが連合国、ソ連に爆撃され、市街戦で、ドイツ国民が殲滅されてゆく状況。
この二つが、入り組んで、物語をつくる。

ヒトラーは、もう、本土が爆撃を受けて壊滅状況にあるのに、まだ、戦況が好転することを信じている。つぎつぎと昔の仲間、ゲーリング、ヒムラーが裏切ってゆくのに、怨嗟の言葉を声を荒げて投げかける。他方、日常生活は、つつしみ深い紳士でありながら、話す内容は、「弱者に同情は必要ない」(国民がつぎつぎ死んでゆくのに)「国民がそれを望んだのだ」(退避しないとドイツの若者が防御のために死んでゆくことに)「それが彼らの任務だ」「ユダヤ人を殲滅したことは、私の功績として残るだろう」とか、その本質を話す。(エバァと結婚するときに、ユダヤ人じゃなくアーリア人であることを誓うってもすごい)。

でも、千年王国の建設に取りつかれた天才としては、国民より、そっちが大事だよね、ってきがしますが、やっぱり、狂気ですよね(^^ゞ。(もし、ドイツが、原爆を先に開発していたと思うと、怖いです)。

他方、市街戦では、子供が、ヒトラーを崇拝して、銃、爆弾を扱っている。
(側近以外は、戦いに勝つことを信じているみたい)つぎつぎに国民が死んでゆく。。。。。

ヒトラーは、国会の授権で、権限の委任を受けているから、彼が国家であるから、彼が降伏するか死ぬまで、降伏がありえず戦争は終わらない。ヒトラーが降伏しない限り、国民がつぎつぎ死んでゆく状況は終わらない。(内閣が戦争を始めても、内閣自体をひっくり返せば、その内閣が終戦工作を始められた日本とはちがう)。

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ヒトラー~最後の12日間~(2)

でも、最初ヒトラーを崇拝していた少年が、つぎつぎと周りの人が死んでゆく中で、崇拝から目覚める。秘書のユンゲが、この少年とともに生きて行こうとする。

軍のなかにも、ヒトラーに、早期降伏をすすめる人がいる、人を助ける軍医がいる。
(他方、ヒトラーを崇拝して、ヒトラーが死んだ後、死ぬ軍人もいる)

その後収容されて生き延びた人がいる。

これらに希望がもてました。

後の感想はアトランダムに。

(降伏しないという軍人が、前の大戦での屈辱を味わえというのか、というから、第一次世界大戦後敗戦国に課せられた責務の重さが想像される)

(エバァが、出る場面ごとに衣装が違う、さすが衣装もちの名にはじない)

(日本で本土決戦なんてやってた日には、大変なことになってるよね)

(ヒトラーが亡くなって、降伏の交渉を始め、断られる場面、ヒトラー側近もロシア語使ってましたね)

ヒトラーの「民族的体躯の健全化」ってのは、遺伝的欠陥を持つ人の強制断種を意味したし、「最終的解決」ってのは、ユダヤ人の大量虐殺を意味していた。
(映画では、ユダヤ人死亡者600万人、って出てました。日本の第2次世界大戦の死者は350万人(人口の5%)。ドイツ700万人だから、大体の規模がわかります)。

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ルーブル美術館展

映画みるついでもあるし、今日は休みにして、岡崎@京都市の美術館まで行ってきました(明日は、今日の分も働きます(^^ゞ)。

アングルの「泉」をみては、お、これって、ナタリー・ポートマンのに似てるよね、幼児体型だし(^^ゞ、とか。

ダビッドの「マラーの死」浴場で殺されてはいるんだけど、皮膚病の治療のために浴場にいるところを殺害されたって説明されてた。ふーん、そうだったの。絵の中の木の代にかかれている「N’AYANT PU NE CORROMPRZ ILS M’ONT ASSASSINE」最後のASASSINEは、英語関連で、暗殺者か、後は、わかりません。「マルキド・サドの演出のもとに シャラントン精神病院患者によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」って長い題名をもつ芝居を見て、演劇ファンになったおいらには、思い入れのある絵です。

「賭博偏執狂」@テオドール・ジェリコーのばーさんの目が、これって行ってますよね、ってな印象でした。歩きながら、気になる絵だけ注視するってのが、おいらの見方なんで、後は、ミレー@落葉拾いかな、ひっかかてるのは(^^ゞ

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