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2005.08.02

ヒトラー~最後の12日間~(2)

でも、最初ヒトラーを崇拝していた少年が、つぎつぎと周りの人が死んでゆく中で、崇拝から目覚める。秘書のユンゲが、この少年とともに生きて行こうとする。

軍のなかにも、ヒトラーに、早期降伏をすすめる人がいる、人を助ける軍医がいる。
(他方、ヒトラーを崇拝して、ヒトラーが死んだ後、死ぬ軍人もいる)

その後収容されて生き延びた人がいる。

これらに希望がもてました。

後の感想はアトランダムに。

(降伏しないという軍人が、前の大戦での屈辱を味わえというのか、というから、第一次世界大戦後敗戦国に課せられた責務の重さが想像される)

(エバァが、出る場面ごとに衣装が違う、さすが衣装もちの名にはじない)

(日本で本土決戦なんてやってた日には、大変なことになってるよね)

(ヒトラーが亡くなって、降伏の交渉を始め、断られる場面、ヒトラー側近もロシア語使ってましたね)

ヒトラーの「民族的体躯の健全化」ってのは、遺伝的欠陥を持つ人の強制断種を意味したし、「最終的解決」ってのは、ユダヤ人の大量虐殺を意味していた。
(映画では、ユダヤ人死亡者600万人、って出てました。日本の第2次世界大戦の死者は350万人(人口の5%)。ドイツ700万人だから、大体の規模がわかります)。

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コメント

日本の場合は、戦地に赴いて亡くなった方は、実際の戦闘よりも病死や餓死が多かったと聞いています。日本には、兵站という概念が欠落していたようなところがあったように思います。唯一、国内で戦場となった沖縄では、どれだけたいへんなことがあったか、最近まであまり知りませんでした。今でも、沖縄にはたいへんな負荷がかかっていることを理解しなければいけないと思っています。
ドイツでも第一次大戦後の屈辱的な条約締結や戦争責任を彼の一国のみに押しつけた格好になったことで、ひどいことになった国だと記憶しています。
ヒトラーが生まれた背景には、こうしたこともあるのだと把握したうえで、いろいろなことを考えるべきなのだろうと思っています。どんな場合でも、一方的に「追いつめられる」と、人でも国でも、狂気が生まれやすくなるのかもしれないですね。

投稿: あかん隊 | 2005.08.03 00:23

コメントありがとうございます。
実は、戦死者のタネ本は、五百旗頭教授の文庫本からなんですが、それによると「アメリカで公開された文書によると、意外だったことに、アメリカは、沖縄戦に敗北の意識をもっている」「日本の抵抗にびっくりした」「当初のもくろみより1ケ月、2ケ月のびたので、本土決戦を再考慮した」って書いてまして、逆に、沖縄戦のむごさをしりました。

投稿: 悠 | 2005.08.03 21:22

ついでにこちらにもTBさせていただきました。
わたしも、この映画観ている間中、ずっと「日本も
東京陥落ありえたんだよなあ」と思い続けてました。
あのあと、いろいろ本を読みましたが、皇居ですら空襲にあい、やはり地下室(もっと遠まわしな名称がついてますが・・・)
で生活していたようです。

投稿: RIN | 2005.09.15 00:55

「日本の、、、」では、皇居の防空壕で、午前会議してる様子が写されてました。天皇陛下役は、お顔は写りませんでしたが。

投稿: 悠 | 2005.09.15 17:47

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本日は「ヒトラー最期の12日間」の感想です。 ホントはまだ準備万端状態ではないのですが、見切り発車・・・。 この映画は、いろいろな見方ができると思います。タイトルどおり、 ヒトラーというひとりの男の最後の12日間と見た人もあったと 思いますし、ナチズムという巨大な幻想が崩壊する12日間と見た 人もあったと思います。ま、どういうようにも見られますよね。 私は、「ベルリン陥落の12日間」という思いが�... [続きを読む]

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