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2005.08.11

<現代核家族>の誕生

現代の食卓~小学生の子供の朝食に菓子パン、餅菓子、日曜日のランチ「コンビニのおにぎり」。うちの娘はそんな食事を作ってませんという母(67歳)の娘(37歳)の食事がこれである。という話から始まる。

岩村暢子著 勁草書房 2005-06-27刊

実は、母の世代は、戦争ー戦後のまずしい時代を生きている間、自分の母から、伝来の食事の継承をしていない。また、べつの、TVや雑誌の情報で、カレー、シチュー、スパゲティ、マーボ豆腐、魚より肉料理をと、あたらしい食卓をつくろうとした人たちなのだ。また、伝統的な子育てから、育児書とおりの育児を実践し始めた人でもあり、子供に習い事をすすめた人でもある。

  1955ーー1965  病院出産が18%から84%
  1960--1965  見合結婚が1965年過半数をきる。
  1958 冷蔵庫 5.5%  電気釜 15,6%  TV普及は、1964年72.2%
  1960     15.7%        37.5%  オーブン普及は1970年代
  1963     51.9%        55.9%  

戦後から、現代まで激変の時代を生きた母たちは、「伝えない」「教えない」母でもあった。というより、時代、時代に適したものがあると考えていた。
分岐点は1960年代である。で、子供が巣立つと、家の料理の簡易化が始まり、「自分のことをする」母が増えてゆく。

そうか、おいらは、正月、御節は、食べなくなった。正月に家族(兄弟)が集まらなくなった。ヨンさまブームの正体の元はこれだったのか、とか、数字をみてふぅっと息を抜いております(^^ゞ
でも、もう伝統回帰ってことはないだから、これで行くしかないよね。強い男なんて時代錯誤なことを考えたらあきまへんぜ。男たち(-_-;)。

 

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コメント

ちょっと興味深い本だわね。
お久しぶりです、お元気ですか?笑

食育って 凄く重要だけど超日常的、でもきちんと伝わってないのが実情。
東京だと 日曜にやってる「噂の東京マガジン」というTV番組で、若い子が基本料理にチャレンジするコーナーがある。
親はきちんと作れるのに 家事を手伝ったことのない子ら。。自分でやったほうが早いから とか、勉強が忙しいから(んなわけないって!)って教えなかった親。。。
学校の調理実習くらいじゃ無理だよっ!
しかも、コンビニだの総菜屋だのが充実している昨今、買ったほうが簡単さっ!
けっこう勘違いな料理を作ってくれる若い子に爆笑する 料理を作ったことのないヤツ!!
実に不愉快(-''-;

便利になった分、退化してるよな~現代人。
うちはおのこも自分でご飯作れるようにしてある!おぢさんは学習出来なかった(しなかった?)が(^^;

御節、保存食だったわけよ、をんなが正月に休めるように作っておくもの。
電化製品の普及に加えて 正月から休まないコンビニ・スーパーがあれば、御節なんて必要ないっしょ!冠婚葬祭が薄れてて、海外でお正月の時代だもの。

これだけ便利になったら、その分支払いが多くなるわけで、不況で頭打ちのダンナの稼ぎの補填のために共稼ぎ?必然的に手料理が出て来るわけがない!?ヨンさまはそんなこんなの救世主?なんてね。(^^;
あたしゃ姐さまでいいんだけど。爆

え?飯?弁当までしっかり作ってるけど、なにか???

投稿: p姐 | 2005.08.12 00:36

p姐さんおはよう。

本にでは、幼稚園に行く4歳の子のお弁当、おかずは、「きんぴらコロッケ」「インゲンの胡麻和え」「ひじき煮」など(っても、これ冷凍物で、解凍せずにつめられるあたらしいタイプの冷凍食品)。幼稚園に行く娘(6歳)の朝食は、カップめんとプチトマト。などが、写真入りで紹介されてました(^^ゞ

っても、家で、魚三枚におろしたり、魚のうろこととったりしてたな~、昔は、っておいらできないですけど(^^ゞ。
前は、料理ならっとかなかきゃって思ってましたが、最近は、味噌汁だけはつくれるようにしておこう(インスタントはまずい(^^ゞ)、いや、スーパーの近所にすんでればいいや、とだんだん、思いはちいさくなってます、おいら。

毎日手作りってのが、できなくなってんでしょうね。若い母親(^^ゞ

投稿: 悠 | 2005.08.12 06:17

おはようございます!
難しいところですね。女性解放とか性差別(ジェンダー)とか、いろいろ絡んでいる。
確かに「手抜き」とも思えるでしょうが、その反対にやたら手料理に重大が意義を提唱する人もいて、冷凍食品やインスタントを使う人=愛情のない身勝手な人、ということになってしまったりするのは、あんまりよくないとも思うし。

自分が食べて「美味しい」と思えるものを、利用したり、作ったりしてきました。
さすがに、子どもたちの遠足等に「コンビニのおにぎり」というのは、ないです。自分が食べて「美味しい」と思えないし、もし、自分が親にそうされたら嫌だと思うのもある。

それでも、下手な手作りより美味しいものがあるなら、それはそれでいいんじゃないか、とも。大量に作らないとおいしくない、というものもありますもんね。

投稿: あかん隊 | 2005.08.12 06:36

気になるので、もう一言。

手料理に凝る人もいて、子どもをほっぽらかしで料理したり、赤ちゃんが泣いていても「あなたの為に手作りしているの!」って具合で、熱中するケースもまれじゃないですよ。

で、やっとの思いでテーブルに並べても、子どもが食べなかったりすると「せっかく作ったのに。一生懸命作ったのに。あなたのために、作ったのに…」って、自分が拒否されたかのようになっちゃうこともあるみたいで、そんなことしてるなら、食事など簡単にすませて、子どもと一緒に遊んであげたり、赤ちゃんを抱いてあげたりしたほうが、ずっといいって、自分は思うわけです。

投稿: あかん隊 | 2005.08.12 06:43

あかん隊さん、おはようさんです(^^ゞ
この本はねぇ、食卓の変化がなぜ、てのを1960年以降生まれの娘とその母のアンケートから考えたって本でして。母親が激変の時代を生きて、こんなにいろいろなことを経験した世代は初めてで、戦前からのものを否定し、常にあたらいいものを求めてきた。娘はそのあたらしい価値観で育っている。
なにごとも変わるからと、娘にバトンタッチをしなかった世代なんだそうです。
食卓の変化を、娘世代のひとに、「昔のように」「毎日手つくりを」と言ったりしても解決しない問題ですよね、ってのだかはわかるようになりました(^^ゞ

投稿: 悠 | 2005.08.12 07:52

「作っても食べてくれない」って 正直泣きますよね。昔はまずいビン詰のベビーフードしかなくて、新米ママは泣きながら離乳食作ってましたっけ。(^^;
核家族化が進んでいて、食事の時間に家族が揃わない。日に3度の夕飯の仕度をしているもんにとっては、頭の痛いこと。(しかもメニューが違っていたりする^^#)
かまぼこ以外は御節を手作りしていた実家、人数が減ったらやらなくなった。経済成長著しい時期には、やたら危ない添加物とかが多くて、手作りするのを好んだ時代でした。
今は無添加が常識ですし、商品開発が進んでいるから、手軽に美味しくいただける。
工業的な部分は親から娘には引き継げませんよね。
パックに入ったおさかなしか見た事ないから、どれが秋刀魚だか鯖だかわからない子が多いらしい。せめて夏休みには 家族で水族館に行って本物を見てくるっていうのはどうでしょうか。(だからって捌けはしないけどね~^^;)

投稿: p姐 | 2005.08.12 10:25

>家族で水族館に行って本物
東京から来た連中を連れて、苔寺へいって、みんな庭を眺めていいですねって言ってた。帰り、東京の連中が、「ところで、苔ってどこにあるんです」て言った。
(庭一面の緑が苔や!!)
東京から、長野に来て、田圃を見ながら、3,4日泊まっていった。かえりに、「田にはえてるのは何?」って聞かれた。
(あれで、お米をとるのや!!)
以上聞いた話ですが、ありそうでしょ??

水族館のお魚みても、食べ物だと思うかな(笑)。魚に骨があるのを知らない子供がでてくるとおもってるんやけど(爆)

投稿: 悠 | 2005.08.12 12:24

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