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2005.08.20

日本政治の対立軸

90年代の政界再編を、政策対立軸の不在をもとに理解しようとするもの 大嶽秀夫著 中公新書 1999-10-25刊

世界的にいうと、70年代末から、80年代末、サッチャー、レーガンが出てきて、ロシアが崩壊があった時代は、ネオ・リベラリズム(民営化、規制緩和、小さな政府を唱える)の時代であった。(中曽根の行政改革を思い出してね)。

ところが、この政策は、勝ち組、負け組みにわけ、失業者がふえ、治安の悪化を生み出した。これを反省し、反ネオ・リベラリズムに路線が転換し、フランスでは社会党内閣、イギリスでは、労働党内閣、ドイツでは、社会民主党が政権を担当する。
(ところが、90年代中期、日本では、不況ではあったが、失業率は低く、リストラが遅れ経済が回復しない状態であった。)
(橋本栄研は、、財政再建を守るとの立場で、恒久減税をしない、とTVでのべて選挙で敗北している)

日本の場合、ネオ・リベラリズムが本格的に導入されてはいない段階であり、ネオ・リベラリズム導入した場合の失業率の増加、治安の悪化など、マイナス面をかたらねばならぬ、ということになっている。このマイナス面をかたるのが、痛みを伴う改革を回避する守旧勢力、既得権を守る圧力団体、官僚組織と同じにみられる、ということになる。
(日本の場合、終身雇用システムがあるように雇用が守られている。民営化しても、労使協調を強化することになる。また、強い平等主義があり、経営者と従業員の出身階層もかわらない、所得も、欧米ほどの格差がない、という社会構造がある)。

(企業が傾くとき、経営陣の給与を減額して一丸となって取り組む日本、高級をもってあらたな経営者を引き抜く欧米とを比較してみてね(^^ゞ)

ネオ・リベラリズム改革の遅れた日本で、ネオ・リベラリズムのマイナス批判をもかたらなければならない、このわかりにくさが、政党の対立軸の不在となっている。
政党の離合集散、新党は、利権政治批判、スキャンダル批判、官僚批判を軸にして行われているという分析でした。

政党の政策を、ネオ・リベラリズムとそのマイナスをどう考え、政策をつくろうとしているか、で、政策を判断するしかないんだろうけど、って、おいらの頭ではむつかしい(^^ゞ

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コメント

これから消費税もあがるだろうなぁ~~

ね、悠さん、エピソードⅢ、もう一回チャレンジ(笑)
場違いなこと、書いてしまった場違いなあたし♪

投稿: b | 2005.08.20 10:49

bさん、こんにちは。あついね。外歩くだけで、おいら干物になりそう。
消費税あがるのは、いいけど、きちっとやってほしいよね(^^ゞ
エピソードⅢねぇ、どうしよう(^^ゞ

投稿: 悠 | 2005.08.20 11:39

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