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2005.09.29

読書日記2005-09-29

■長期不況論(松原隆一郎@NHKブックス2003-5-30発行)
レコードやCDの世界の一人勝ち現象が、PCの技術ーこの場合は、複製技術によっていること、これは、2番手と1番手がひらきすぎることなんだけど、これによって、そこそこのラーメン屋@「亀は意外と速く泳ぐ」が消えてゆく運命にある、本の世界では少部数しか発行されない本が出版されないことになると聞くと、いいことではないんじゃない、なんか、かんがえなきゃって気が起こってくる(おいらが考えたってしょうがないんだけど)。

それと、デパートの売り場面積拡大は、イコール売り上げ増につながっていない、ってデータがのっかってて、そうか、やっぱり、小さいところで、品揃え豊富、コストパーフォーマンスのいい、コンビニの方が効率がいいんだ(^^)

■あの戦争はなんだったのか(保坂正康@新潮選書2005-7-20)
陸軍が戦争を推し進めたってなってるけど、海軍も、陸軍が国民の支持を得ていてあせって、戦争に賛成したなんて指摘がある。印パール作戦は凄惨な負け戦なんだけど、これを指示した牟田口司令官は、その後順調に出世している。負け戦の総括が「戦闘意欲がなかったからだ」(著者も開いた口がふさがらないって書いてます

■日本のインテリジェンス機関(大森義男@文藝春秋2005-9-20)
情報に対するリスペクトがない国ー日本ってのはよくきかされる。なんか情報ー工作ってのを、「姑息」って軽蔑する風土があるかもしれない。
小泉首相の訪朝について、「(情報を判断せず)衝動的に動き、秘密裏に深い検討もなく重要政策をきめるから、おおむねは破局にいたるというのが、、、、クラシックジャパンである」アメリカの日本通の証券アナリストの評価を引用している。著者は、警察出身で、内閣情報調査室室長の職にあったひとであるが、「21世紀の日本は米中両国といかに適正な関係を保つかがカギである」と述べていることである。日米戦争のとき、「適性語の習得を禁じた」愚を犯してはいかんやろうと思う。井上ひさしの芝居に「戦前の日本が、アメリカと本土決戦したら勝つ理由として、『やつらは、しゃがんで用をたさないから、足腰が弱い』『女性に弱いから、戦争なんていかないで、チュなんてやられたら、戦争なんてできない腰抜けだ』なんてのを宣伝してたってのがありますが、日中関係おだやかでないときこそ、中国の情報だけはあやまらず伝えてほしい。

って戦争関連本が目につくし、「エレニの旅」「ロングエンゲージメント」「ヒットラー、、、」とか、お芝居でも、坂手さんとか、井上ひさしさんとか、戦争ものが目につくし、やっぱり、世間は、「戦争」@無意識の影がおおってるのかも。

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コメント

こんにちは。おしゃれな色遣いですね。
落ち着いた感じですね。

本当に、悠さんは、読書家ですね。1年だと、どのくらいお読みになるのでしょう? しかもジャンルが、結構難しい部類のような気もします。

どうも、きなくさい…というわけでもないのでしょうが、「平和ボケ」日本に次々と国際問題が絡んだ難題がふりかかっているような状況下で、対応を誤らないように…、といろいろ心配する向きがあるのではないかとも思います。
下手をすると先の大戦前のように「集団ヒステリー」的なことがないとも限らないのでは、と。
再選された某総理にしても、言いたい放題だけで後は「辞める」ってことになりそうですしねぇ。大丈夫なのか>日本。

投稿: あかん隊 | 2005.09.30 12:47

■あかん隊さん、こんばんは。
色ほめていただいて、恐縮ですm(__)m。読書家なんてもんじゃなく、単なる活字中毒者でして、喫茶店で読むものがなくなると、請求書の字をよんでるってなもんです。こまったもんです。どうも、本を読んでイメージを動かすってのが下手で論理だけをおってる本が読みいいので、そんな感じを与えてる気がします(^^ゞ
で、反動で、体動かしたり、声だしたりしてバランスとってるみたいなんです(笑)。
集団ヒステリーねぇ、ほんと、とりあえず、みんなが向く方向をむかないようにしてるんですけど(^^ゞ

投稿: 悠 | 2005.09.30 20:42

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