討論・日本のマスメディアと私たち
野田正彰vs浅野健一 甲洋書房 2005-9-30発行
浅田さんは報道の人権侵害を問題にしている学者@同志社大学教授、野田さんは、精神医学者@関西大学教授。
浅野さんが、甲山事件(後に無罪が確定している)の山田さんに講演してもらった後、学生の感想は「警察は、犯人を捜すところだから間違うこともやむをえない」「間違ったら国が賠償するばいいので、そのことによって警察はが捜査に臆病になってはいけない」というのが出たと書いてある。
野田さんは、京大で731部隊のことを講演したとき、学生の感想に「生体解剖・演習を批判しているけれども、便利でいいなと思った。こういう思いが私の中から湧いてくる」というのがある。
本当は、この本、日本のメディアの事件の被害者についての写真報道(ほんとに写真が必要なの、そのために、被害者家族に執拗な取材がなされることなど)等の報道批判なんだけれども、うーーーん、たぶん、団塊の世代(おいら含まれてる)の同世代人以下の子供の年齢なんだけど、子育て、おいらたちは完全にまちがってます。。。反省。。。って、いまさらおそい、、、、、と、同時に、こちらの若者の方が怖い。。。
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