シンデレラマン
1930年代のファッション、恐慌時代だけど、帽子をかぶって、みんなおしゃれで、ジャズが流れて、、、、。以前みた織田裕二の「TRY」(トライ)もそうだったけど。これって、映画「シカゴ」の時代からすこし後ですよね。お、お、あのレニーが、刑務所を出て、ボクサーの妻になって(<ちがう!!)。
ストーリーは、ジムが、チャンピオンに挑戦し、まけて、恐慌の時代、港湾労働者として働き(おお、沖仲士哲学者エリック・フォッファーもこういう風に働いていたんだ)、電気代も払えなくなる生活の中で、もう一回ボクサーとして戦うようになる、勝ち進んでゆくにつれ、いったんどん底におちて、これからはいあがろうとする人の希望の星となるって物語。
でも、彼は、這い上がれたけど、そうでない人。沖仲士の仕事を割り振る人、割り振られずに仕事にあぶれる人、ボクシングをビジネスにして、彼が勝とうが負けようが儲かるシステムの上にいる人、ジムのために、家財道具を売り、彼の復帰にかけようとするマネージャーもきっちり描かれています。
いつも、思うのですが、登場人物のユーモアの感覚(これが邦画にはない)。
と、「四月の雪」に並んでる客をよそ目に見てきました(^^ゞ
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コメント
うーん。これじゃ、どうしたらいいのか、よくわかりませんよー(泣)!
ポール・ジアマッティは、『サイドウェイ』でもよかったし、気になるんですけど。
ラッセル・クロウは、どんなに演技がうまいか知らないですが、苦手でして。レニーとか、良い役者さんを揃えているだけに、敢えてパスして、あとで気になったらDVD(もちろんレンタル)でも観ようか…と思ってます。悩む…。
投稿: あかん隊 | 2005.09.25 16:25
■あかん隊さん
え、えっ、みておくべきかな(アセル)。SHINOBI、タッチより、おいらはおもしろかった(^^)。頭文字Dのできといい勝負かな。ボクシング場面がなくとも、おもしろい映画でした。どちらかというと、男性におすすめなんですけど。
投稿: 悠 | 2005.09.25 17:34