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2005.09.24

サマータイムマシンブルース

ジャパニーズ版「バック・トゥ・ザ・フューチャ」
夏休み、大学のSF研究会にあつまる面々の部室に、未来から(っても2030年)SF研究会の学生が、タイムマシーンにのってやってくる。それをつかって、研究会の面々がこころみるのは、今日は痛んでしまっている、クーラーのリモコンを、昨日にもどってとってくること。

ここでは(1)「過去にもどる人物は、決して、過去で生活している自分と顔をあわさないこと」(2)「過去にあるものが、なくなっていてはならないこと」このルールをまもって劇が進行する。

佐々木蔵之介もそうだが、脚本家は、小劇場の作・演出家だから、その小劇場系の俳優さんが出演していることもあるが、演技が舞台的かな(^^)。

「運命じゃない人」は、(1)平凡な日常をおくる宮田くんにレストランで女性の知り合いができて、彼女の電話番号を聞いて、って物語と、(2)やくざの事務所から2000万円をとってにげるあゆみちゃん、これをもとにもどす探偵、あゆみちゃん、探偵をおいかけるやくざの物語が、宮田くんのマンション等を舞台に進行している。しかし、宮田くんには、(2)の物語はみえてはいけないってな作劇だった。

あるルールを使って、同時進行の物語が、他方は、もう一方を気がつかない(「サマー、、、」では、過去を生きている人物には、未来からきている人が何をしているかわからない)っておもしろさがある。

こういう時間をずらす作劇って歌舞伎、能なんかと共通しているっておいらは思う。

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コメント

楽しかったですよ。小劇場のお芝居を観ているようでした。(あんまり観たことないのですが)佐々木さん、あの雰囲気はずるいです。トクしてます。ちょこちょこと細かいところにもギャグがちりばめてあったので、必死で観てました(爆)。
時空軸で視点を替えてみる、という手法を使うと「笑い」が生まれそうな気がしますね。
楽しい「笑い」も、切ない「笑い」も、辛い「笑い」も…。

投稿: あかん隊 | 2005.09.25 01:30

■あかん隊さん
私は、映画みてて、舞台の人をみつけるとうれしくて、売れてほしい、って、思うほうなんです(^^ゞ
「わらう」って、日本語だとひとつですけど、いろんなわらうってのがありますよね。狂言では、「えぇっ、えぇっ、、、」ってな笑いと「わーはーはっは」の大きい笑いと、小さい笑いしかなかったかな??

投稿: 悠 | 2005.09.25 09:53

映画公開時に合わせて(多分)、芝居を上演していたんですが、観ておけばよかったかな。
Piperという集団が好きなので、川下大洋と楠見薫のふたりが出ていたのがうれしかったです。
楠見さんは、あまり活躍しなかったのが残念。
軽ーく楽しむことができた映画です。

投稿: いわい | 2006.04.04 20:41

■いわいさん、こんばんは。
Piper知らないんですよ(T_T)。
ぎゃはは、ではなく、むっふふってな笑いでしょうか。
青春物って感じでよかったです、私。

投稿: 悠 | 2006.04.04 21:14

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