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2005.09.30

エレニの旅~その2

印象に残った場面。
■義父が、難民が宿屋とする劇場の舞台で、「エレニ!」とさけぶ。
■干されたシーツの合間から音楽が聞こえてきて、エレニ &恋人が近づいてゆくと、合奏がはじまる。
■エレニの編みかけのマフラーをの糸の端をもって、船にのる、糸がなくなると、 アメリカにわたった恋人から来た手紙がナレションでながれる。これて、二人が出会う最後なんですよね。
■父の死に、イカダで、河を渡る、木に羊がつるされている。息子が戦場で、母が死んだと聞かされて話し合う場面、焚き火の周りを、イコン(多分)をもって踊る婦人、汽車の音等。

これって、現実に起こってることではないんですけど、舞台でも、できないし、映画だからできるんだろうな。(他にも、エレニの息子が死んで廃屋になくなっているんだけど、まるで、寝ているような姿(ほんとなら腐敗してると思うんだけど)の場面があった)
エレニに降りかかる死、苦を受け止めるエレニ。うわごとでしゃべる、監獄での話。上質の無言劇に音楽ってな感じなのに、ここだけ、モノローグで饒舌。

集団で、住んでいるところをおわれるって体験は、日本国内ではないし、内戦なんてないんだけど(あ、西南戦争は内戦の最後だ(^^ゞ)、これに翻弄される人々が、水、河、流れるってイメージになってました。
字幕翻訳の池澤夏樹さんって、おいらたちには、おとうさんの福永武彦の方がなじみがある。堀辰雄ばり(たしか?)の小説家だった。

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