うたかたの日々@漫画
岡崎京子 宝島社 2003-5-16(原作ボリス・ヴィアン)
今奥書みて原作があるのがわかった。漫画だけ読んでたときは、これって、カフカ@変身に似てるって思った。ときどき黒字に白抜きではいる解説「彼は若返っていたが不安そうな表情が内心の深い苦悩を表していた」とかのせいか、それとも、「肺に20センチの睡蓮の華」が咲くという奇病にとりつかれ、治療法は、花にかこまれて生活すること、という荒唐無稽な話のせいか。
荒唐無稽に。パルトルという作家に取り付かれ、かれの著作を買い求め、貧乏になってゆく青年とかの話もあります。
岡崎さんの、じょじょにスケルトンになってゆく少女の物語(って題名忘れてます)とかにも通じる世界です。
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