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2005.10.27

The COOL 桐野夏生スペシャル

桐野さん、舞台になった「OUT」みてから、すこしづつ読むようになってます。
この小説新潮別冊の、矢作俊彦さんとの対談で、矢作さんの発言がおもしろかった。

ま、おいらに語りかけられたものとして直すと、
「いいか、おまえ、中国の反日で、うろたえたりしちゃいかんぜ」
「1968年、1969年何してた?えっ!。あの学生時代のことが今中国でおきてるって思いな」
「あのとき、反米だったけど、アメリカにあこがれてはいただろ?」「あれと同じで、反日もそんなもんだぜ」
「やつら、ペットボトルに水いれてなげてるんだろ、おれたちの火炎瓶つくりのノウハウを教えてやりたいくらいだぜ」

矢作さん、過激ですが、はーーい、ついていきます(笑)
追記 矢作さんのハードボイルド小説は、読んでてなけてくるところがある。ハードボイルドって、眼が過去に向いてるセンチメンタルなもので、どうしようもなく帰ることのない過去ってのが涙をさそう、lこれが、男のロマンだとしたらロマン=ばかだとは思うんだけど(笑)。

で、この本に「OUT」の演出家の鈴木裕美さんの文書がどこにもないのが不満。
弁当工場で働く、主婦4人が、ついに死体破棄作業を行う物語なんだけど、主人公雅子は、憎悪に似た愛情、純粋な愛情、尊敬されてる愛情を、男たちから得ているダークヒロインなんだと喝破していて、ただ、物語をおって、すごいな〜と思ってたおいらとは、全然、違う読みで、鈴木さん、すごいって思ってたのでなんですけど。

映画「OUT」はDVDで見ましたが、これはひどかった、4人の主婦が全部生き残るように改変されている、え、そんなんじゃ、ドラマの最後で生き延びる、ロメオ&ジュリエットがおもしいかい、って悪たれついてた記憶が。。。。

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コメント

桐野夏生の小説って、読んだことがないのですが、直木賞とかとっているのでしょうか?
ミステリーなどが多いんですか? お幾つくらいの方? 学生・火炎瓶…の言葉からするとそれほどお若いわけではなさそうです。過激な印象を持ちました。「OUT」、映画があったことは覚えています。>観てないけど。。

ペンネームが格好いいので、気にはなっています。図書館で借りてきてみようかな。何かお勧めありますか?

投稿: あかん隊 | 2005.10.28 13:58

■あかん隊さん、こんばんは。
桐野さんは、直木賞受賞しています。1950-53年くらいのお生まれ。本仕事場においてきたので、今手元になくうろ覚えですが(^^ゞ。
おすすめですか、もし、ハードボイルドがお嫌でなければ、女性探偵ミロが活躍する「天使に見捨てられた夜」がお勧めかな。
あと、女子プロに違和がなければ、「ファイアボールブルース」かな。いずれも、文庫本ででてます(^^ゞ。

投稿: 悠 | 2005.10.28 20:21

『OUT』は舞台だけ見ていて、映画と原作は知らないんですよ。
だって、舞台の『OUT』が私にとっては完璧に近かったから(笑)。
久世さんのカッコ良さに、「すっげ~」と唸り、
女性がハードボイルドの主役になれることに素直に感心しました。
鈴木裕美さんのコメントを載せていないのは、私も納得がいかないなぁ。

投稿: snowflower_001 | 2005.10.29 03:07

■snowflower_001さん、こんばんは。
私、初演、再演とみてるんですよ。主演の宝塚の姐御、鈴木さんは、ほんと、男前(気性も)って感じでよかったです。最後の立ち回りなんか、よぉー!って声かけたいくらいでした。邦子役やった、竹内さんもよかったですよね、ほんと、はまり役。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/jitekin/14727824.html
鈴木さんの演出日記がでてます。hつけて飛んでくだされぃ。自転キン、12月は、outの姐御出演なんで、見る予定が入ってます。

投稿: 悠 | 2005.10.29 21:18

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