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2005.11.19

読書日記2005-11-19

■才能の森ー現代演劇の創り手たちー 扇田昭彦 朝日新聞社2005-11-25(日付、書き間違いではないです)
千田是也から、野田秀樹、渡辺えり子(二人は同年なんだ)まで、取り上げられているのは24名。

ヨシ笈田さんの、演出家ー世界のニナガワさんがいる、作家ー安部公房がいる、、、でも、欧米では、「黒人」「有色人」の順で、日本人俳優というか、アジア人俳優の活躍の場がないというか、通用しない、との話。そうか、おいらたちの体型がいかんのや、とおもっても、どうにも、ならないですもんね。
渡辺さんのところで、グルジア語版「心中天の網島」を国立グルジア劇場でみる話がかいてるけど、どんなのか、みたいって気がする。

英国の演出家は、俳優たちの疑問に答え、討論を重ねながら稽古をすすめる、独裁が成立しないそうである。日本って、伝統芸能では、演出家がいず、権威をもった俳優(家元)が、教えるだけだから、独裁ってな伝統があるかもしれない。

この間、中学生が狂言のリハーサルの後、「習ってもいないことを、間違ってる、あかん、っていわれてもかなんな~」と話しているのを耳にしたが、そうだよ、稽古は理不尽なんだよ、しかし、これからは、通用しないですぜ、師匠、なんて思ってた、おいら。

■シンポジューム現代芸術の地平 鈴木忠志他 舞台芸術財団演劇人会議 2005-10-10
オペラとか、建築、演劇とかの受容がへんだった。だって、明治以降の近代文明の受容のしかたがおかしいんだから、そうだよね。オペラ歌手の養成機関がない、長い間、国が劇場をもってこなかったってなところがある。オペラのばかばかしさー歌舞伎に通じるーーがわからないから、学校では声楽で、「椿姫」のアリアを勉強しましたってのになるそうです(これ、作曲家の三善晃さんの発言。)

建築家の磯崎さんが、新国立劇場のコンペの審査員をしていた経験で、行政の意図で、無難な二流の案が選ばれていくありさまが話されている。

うーん、どっか、日本社会の縮図ってのあるんですよね。

おもしろかったのが、磯崎さんの、伊勢神宮の話。それまでの建築は、韓国からの輸入で、法隆寺とかいろんなものがたっている。白村江の戦いでまけて、引き返したとき、外圧で、初めて日本語をつくらんなきゃって意識が生まれる、それを建築ででっち上げたのが伊勢神宮、うーん、そうだったのか(笑)。

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