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2005.12.07

竜馬の妻と夫とその愛人

明治の御世、竜馬の妻は、甲斐性のない男と暮らしている。ここを訪れた妻の妹と一緒になった官吏の男が、竜馬の13回忌に、妻の出席をもとめて、やってくる。ただし、もし、妻が竜馬の妻ににふさわしくない生き方をしていたら殺せと密命を受けている。妻のお竜さんは、竜馬に似た男を愛人にしている。お竜さんの運命いかにってな、サスペンス+お笑いのドラマ。おもしろかったですよ。

竜馬のように、奔放で、「おれはお前を命をかけてもまもる」って言ってくれるけど、この男、竜馬の真似してる、竜馬フリークだし、この男もなんだかな~

自分の妹を嫁にして、自分にほのかに思いをよせてくれる、竜馬に忠実な官吏の男もなんだかな~

一緒になったけど、どんな仕事をやらせてもながつづきしない、もとはお坊ちゃんの男、「竜馬は死んだ、僕は、君のために、今、君の世話をできる、君と会話できる、君と肌を寄せ合うこともできる、僕は君のことをずっと思ってる」って言ってくれる男も生活力がないし、なんだかな~

竜馬が死んで現れる男はこんなのばっかり。おいらだったら、どの男もなんだかな~です(笑)

でも、竜馬に惚れて惚れて、竜馬が死んだ後、もう、どんな男が現れても愛せない、しかし、夫はいる、いきづれに愛人はつくる、妹の旦那をくどく、昼間はのんだくれているお竜さんもなんだかな~。かかわったら、もう、お仕事もままなりませんよ、きっと^_^;

でも官吏が、お竜さんに言う「お前なんか、竜馬の妻じゃなきゃ、ただの女中じゃないか」という叫び、お竜さんが男たちにいう「私は、竜馬のほかに愛した人はないいんだ」「お前さんたちは、世間体ばかりじゃないか」言葉、家を出てゆくお竜さん、現代のノラ@人形の家ですね^_^;。

三谷幸喜作、東京ボードビルショー 佐藤B作、あめくみちこ他

追記 お竜さんは、龍馬の死後、飲んだくれて、始末に負えぬ女として、放浪のすえ横須賀辺にながれ、巷間で、日露戦争の後死亡。「あたしは、明治維新の坂本龍馬の女房だと、肌脱ぎになって威張り散らしていたという(貴司山治などの調査による)

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コメント

こんばんは。忙殺されて、拝見するばかりになっております。今日あたりは、開き直り…というよりは、ばっくれて(爆)。
悠さんのご覧になるお芝居は、おもしろそうなものばかりですねぇ。選択眼。
「ノラ」って、誰でしたっけ…。うっすら思い出せるのに(汗)。
「世間体」って、いったい何なんでしょう? 実体がないです。年明け、そのものずばりの『プライドと偏見』という映画が、公開予定です。キーラ・ナイトレイ。ここでは、シックなお嬢様ですが、お話は、厳しいものがありそうです。

投稿: あかん隊 | 2005.12.07 23:45

■こんばんは、あかん隊さん。
芝居の選球眼ほめていただいて、ありがとうございます。これは、チケ取りの苦労があるので、えらばなきゃしようがないとこがあって。読書は、100冊読んで、いい文句にひとつ出会えたらいいって感じで選んでますが(ごめんなさい、100冊、見栄張ってます(爆))。
世間体はねぇ、竜馬の見直しがはじまった明治の御世に、妻がだらしない生き方してると、ってな世間体で、ほっといてくれチュウ感じの世間体でした^_^;
「高慢と偏見」って原作ありの、映画化なんですよね。

投稿: 悠 | 2005.12.08 00:03

こんにちは♪
これはお芝居ですね?
もしかして星佳姐さん出ていらっしゃいますか?
私はこれの映画を見たことがあります。
たしか三谷幸喜脚本じゃなかったかな?
映画も面白かったので、お芝居もきっと面白いんだろうなぁ。

「プライドと偏見」はオースティン原作で、とっても好きな作品です。
これも楽しみにしています!

投稿: ミチ | 2005.12.08 21:28

■ミチさん、こんばんは。
三谷さんが、東京ボードビルショーに書き下ろした作品で、佐藤B作、あめくみちこさん等出演です。映画は、江口洋介、鈴木京香さんでしたよね。舞台ー映画化もんですね。初演平田満さんが演じた松兵衛(夫)の役はトリプル、3人で交代して、4ケ月(?)公演をのりきるみたいです。(あ、映画はみてないんですけど)。

投稿: 悠 | 2005.12.08 23:17

悠さん、すっかりご無沙汰しております(汗)。
コメントをどうもありがとうございました。
ホント有難くて嬉しかったです(涙)。
お返事不要とのお気遣いでしたけど、こちらにコメントしておきますね。

このお芝居を最近上演してたこと、ゼンゼン知りませんでした。
あ~見たかった。
初演の平田満さんが演じた松兵衛、み、み、見たい~っ!!
映画では木梨憲武が演じてましたよね。
あれはイマイチだったなぁ。
鈴木京香のお龍さんは色っぽくてアンニュイな感じで、なかなかヨカッタと思います。
しかし、「現代のノラ」とは、言いえて妙ですねぇ。(感心)
司馬遼太郎の小説では、お龍さんって、同姓からあまり好かれなかった女性のように描かれてるけど、本当はどうだったんでしょ?
竜馬の実姉が大変な女丈夫で、竜馬は「シスコンだった」というのも実話なのかしら??

投稿: snowflower_001 | 2005.12.13 01:54

■snowflower_001 さん、おはよう。

コメントいただいて、うれしいです。

松兵衛の役、トリプルで、平田満さんも出てられるのですが、私がみたときは、ちがってました^_^;。
芝居では、竜馬さんの部下を、パシタにつかってそうな雰囲気で、嫌われてそうでしたけど、逆に、お竜さんは、竜馬の死後のひどいしうちを怒ってましたけど、どうなんでしょうね。

投稿: 悠 | 2005.12.13 06:27

初めまして!
作品について検索しているうちに、コチラに辿り付きました。
全国公演の一環で、やっと気になっていたこの作品を観る事ができました♪
山口さんが好演されていたので、平田さんが、どう演じられたのか!更に興味が湧きました。
(><)
感想をトラバさせていただきました。

投稿: midori | 2006.02.03 10:19

■midoriさん、こんばんは。
お竜さんは、いろんな人に愛されるが、お竜さんが愛したひとは龍馬ひとり。松兵衛さんのお竜さんへの呼びかけも、むなしい。
でも、みんなが龍馬を愛しているんですけどね。龍馬への愛があふれてますしたね。平田松兵衛みたいな〜、やっぱり。

投稿: 悠 | 2006.02.03 18:29

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幕末から明治へ。変革の貢献に尽くしながら非業の死を遂げた“坂本竜馬”。その竜馬の傍らにいた妻・お竜。“そ・そんなことが、あったんですかぁ?!”思わず聞いてしまいそうになる。三谷幸喜お得意、歴史の中の虚々実々!その顛末とは?!... [続きを読む]

受信: 2006.02.03 10:12

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