「スタンドアップ」
うーん、アメリカの民主主義は、この極東の小島とは、格がちがいますな、「ドッグウィルドッグヴィル」と言い、この映画と言い。
さえない弁護士、元アイスホッケーの選手が、法廷で証人を挑発する言葉が、おもしろい。
「セクシャルハラスメント」を「性的迫害」って訳していたけど、「セクハラ」で通じるようになってるのに。昔って30年くらい前、禁煙権って言葉が出てきたとき、国鉄の課長が、「禁煙の車両をもうけるということは、煙草をすう人の権利を侵害するのでは。、。。。」なんてコメントしてた(「嫌煙権」@岩波文庫)。日本で、「禁煙権」が定着するまで、アメリカでこの権利が確立されてから20年はかかってる。
嫌煙権もアメリカで、訴訟が起こって認められたものだ。アメリカで確立された権利が、日本へ輸入されるまでの時間が短縮されている。セクハラも訳が定着しない間に、権利が定着したんだろうな。
法廷劇でもある。訴訟を最後にささえてくれるのは、仲間である。
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コメント
震えが止まらない映画でした。。
悠さんと同じく「ドッグウィル」を思いだしちゃいました。。
ほんま小さな町って格が違いますね。。
あの最後の裁判のシーンは本当に胸が痛いかったです。。
女として一番辛い話ですもんね。。
投稿: はむきち | 2006.01.16 14:04
■はむきちさん、こんばんは。
やはり「ドッグウィル」おもいだすでしょ。
でも、こういう映画つくれるっては、アメリカっていいですよね。日本でつくってみてくれないっすよね(T_T)。
嫌煙権も、セクハラも日本に入ってきたとき、みんな冷笑してました。「煙草のけむりかけたろうか」(>かけるな)「好きな男やったらええのんか」(>お前がいややねん)って受け止め方でしたもん。
投稿: 悠 | 2006.01.16 23:14
こんにちは♪
あ、私も「ドッグヴィル」思い出しましたよ!
女性として本当に震えるほど屈辱感がありました。
セクハラしたりするような男性はだいいちこういう映画は見に来ないですよね。
投稿: ミチ | 2006.01.20 15:44
■ミチさん、こんばんは。
あ、「ドッグヴィル」でした。
あれもむごかったですね。でも、こういう映画作れる国ってのは、底力があるんですよねって、思います。
でも、最近、邦画も大人の鑑賞にたえる映画は目白押しだし、TVではじまった「時効警察」「神様はサイコロを振らない」とか、うれしいです(っても時効警察1話見逃しましたので、本日は録画します(^^ゞ)
投稿: 悠 | 2006.01.20 21:02