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2006.02.11

天切り松@ミュージカル

Japanese版オリバー・ツィストかな(ツィストは、助けられて窃盗団から抜け出すけど、松は、窃盗団をまっとうするんだけど)。舞台は大正時代。

一夜が、「小政」@清水の次郎長が、大正7年まで生きていたってお話。天保うまれなんだ「小政」
二夜が、変装の名人「常」が、銀行のあこぎなしうちに怒り、その銀行から金を詐欺する話。これは「T・R・Y」@織田裕二に似てるかな。
三夜が、夫は戦死したが、年金が下りてこない母子家庭のために陸軍の大官宅に盗みにはいる物語。
四夜が、親分の「安吉」に連れられて、安吉の親分銀二が服役している網走刑務所に面会にいく話。
三夜、松が「なぜ、戦争で人が死ぬと、景気がよくなるんだい?」四夜、賄賂をもらい面会を許す典獄に言う、松の「泥棒!」と、まー国の悪も浮かび上がってくる。

最後、昔を語る老年の松@左とん平と語りの中にでてくる少年の松が、互いに顔を見合すところが、そうだよな、むかしと今ってつながってるよね、って感じでよかった。

庶民の「粋」=意気地、諦念、媚態(九鬼周造)がキーワードかな。
で、ミュージカルカンパニー、イッツフォーリーブス(いずみたくさんが創った劇団)なんだけど、もうすこし、台詞術がうまいといいな~と。

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コメント

>悠さま
浅田二郎氏の天切松で,一昨年中村勘三郎丈主演で放映されていたあれでしょうか。映画オリバーがミュージカルでなく,天切松がミュージカルというのが愉快です。

投稿: とみ | 2006.02.11 20:42

■とみさん、こんばんは。
勘三郎さんが演られてたんですか。知りませんでした^_^;。浅田次郎原作、水谷龍二さん脚本、鵜山仁さん演出でした。水谷さん、「缶詰」(渡鬼@TVのラーメン屋の大将主演)、「子供騙」(緒方拳さん、篠井英介さん)以来なんです。

投稿: 悠 | 2006.02.11 23:08

こんばんは。浅田次郎の大ファンです。
サイン会に出かけて、生浅田氏にもお会いして…。うふっ。(爆)握手もしてもらいました。(爆×2)
天切り松は、原作が泣かせます。最高です。
「きんぴか」もおもしろい。「血まみれのマリア」ってのが、いいです。あの方は本当に稀代のストリーテラーだと思います。
ミュージカルにまで、なったんですね。勘三郎のドラマは、みました。ちょっと年寄りっぽい「松」だったかも。(笑)

投稿: あかん隊 | 2006.02.13 01:08

■あかん隊さん、おはよう。
浅田さんのファンでしたもんね。私、「天切り松」は読んだことがないのですよ(^^;)。
「やせがまん」の美学にあふれてましたかな、「松」は(とうせい、やせがまんがはやらなくなりましたけど)(笑)

投稿: 悠 | 2006.02.13 09:24

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