幽霊~その2
これってハイナー・ミュ-ラー版の「抑えばとまるアルトゥロ・ウイの興隆」みたいなもんですね。ブレヒトの脚本をもとにミューラー演出する、これがちょっと別物になってる、そんなもんですね。だって、これが俳優座で演られてしても、楽器+歌ってのはないですもん(^^ゞ。
それと、舞台は簡素化されててドアとかないんですが、ドアをあけるとき、開ける人が「がらがら」閉めるときも「ぴしゃり」。これって狂言のしぐさですよね。
他にも、笑うとことか等などに、狂言様式というか、古典の様式がでてました。
スタニスラフスキーの演技様式とだいぶちがってます、現在でも、俳優座では、串田版はできないですよね(だって、楽器できたり、歌ったりは、うまくなさそう(^^ゞ
吉本で、これやってもいいんではないか(^^ゞ。
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