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2006.03.25

そうだったのか、芥川は、宮中の芥川だったのか。

「雲林院」@能
在原の業平、演じるのは、河村隆司師。
(伊勢物語の業平と二条の后の逃避行)

朝6時におきて、能鑑賞。能をみるときは、体調万全じゃないと、いかん(途中眠くなってしまう)。あんのじょう、間語りの間は眠ってた。

ところが、後場「狩衣の袂を冠の巾子にうちかずき、忍び出づるや、如月の月も早や入りて、いとどおぼろに降るは春雨か、落ちる涙かと、袖うち払いすそをとり、しおしお、ただりただりも迷い行く」
ここがよかった。袂で、冠を隠し、、、、春雨を厭う風情で、、、「迷い行く」の後で、たつ姿は、「茫然」としかいいようのない立ち姿。あー業平のような二枚目の美は、こういう、茫然とする表情にあらわれるんだ、と。(ここで、感動してました)。
この場面の立ってるだけって姿、よかったな。

伊勢物語の「露を知らない高貴な女性」+「鬼に食われてしまう」という有名なところは出てこない、ちょうど、「忠度」で、「有名なさざなみや志賀のみやこはあれにしをむかしながらの山桜花」が出てこないのと同じ。伊勢物語の芥川のところは、宝塚で  「花の業平-忍ぶの乱れ-」みました。これは、鬼に食われるところは、リアルに兄が追ってをさしむけ、高子を奪い返すって物語になってます。で、「雲林院」にもどりますが、伊勢物語の芥川は、宮中の芥川だという、物語の秘事をつげる曲なんだけど。


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