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2006.03.14

「ねぇ、光ッたら、、、、@半蔀(はじとみ)

うちに泊まったのよ、となりの家じゃ、辛気臭い念仏が聞こえてきたけど、、、、それにさ、光がはじめてうちを見つけたときはさ、これからも、ときどきくるからって、和歌一首読んでったのよ。「折って見たらわかった、たそがれにほのぼのと見えし花の夕顔」、夕顔ってわたしよ、意味深でしょ、この歌、ねぇ、、たらっ、、聞いてるの」

夕顔ちゃんがでてくる能は、「半蔀(はじとみ)」と「夕顔」の2曲だけ。狂言しばらくやめたので、台本覚えなくてすむので、謡は、本見て謡えばいいんだけど、文句まで、覚えてしまった。で、意味考えてみたんだけど、どうも、上のようにしか読めない。だいぶ、ワープしてる江戸時代に。ちなみに、このあと、分数の掛け算ができなくなってた。うーん、どうなんてんだ、おいらの脳(多分、使うところが違うのね(^^ゞ)

「そのころ源氏の中将と聞こえしは、今夕顔の草枕、ただ仮伏しの夜もすがら、隣を聞けば、三吉野や、御岳精進のみ声にて、南無、当来僧子、ミロク仏とぞ唱えける。、、、、、なお、それよりも忘れがたきは、源氏この宿を見初め賜いし夕つ方、、、、、折々訪れん寄る辺の末の頼みとて、一首を詠じたまいける。「折りてこそ、それかとはみめ、たそがれにほのぼの見えし花の夕顔」」(半蔀)

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コメント

すごいっ! 悠さん
「名訳」ですね。(拍手)
『源氏』がこんな風なら、私のような根気のない人間でも、完読できるかもしれません。

>このあと、分数の掛け算ができなくなってた。
>(多分、使うところが違うのね(^^ゞ)

あ~なんか分かる気が。
あ、でも私の能みそは、時と場合にかかわらず、つねに「数字には拒否反応」です(笑)。

投稿: ゆっこ | 2006.03.14 23:57

うわー、おもしろい源氏!
他にもないですか? あのころの倫理観って、「風情」「もののあはれ」…などにカモフラージュされていて良かったですよねぇ。

それにしても、悠さん「女言葉」というか、話しっぷり、妙にリアリティがありますねぇ。。。

投稿: あかん隊 | 2006.03.15 00:22

■ゆっこさん、おはよう。
>(拍手)
ありがとうね。
舞台が終わった直後、足し算ができなくなってたことがあって、ほんと、どうなってるんだって思うことがあります(^^ゞ

投稿: 悠 | 2006.03.15 09:21

■あかん隊さん、おはよう。
>話しっぷり、妙にリアリティ
これねぇ、(うん)(うん)と合いの手入れて書いてると、とまらない気がするのよねぇ。ほんと、女言葉って書きやすいですわ(笑)。

投稿: 悠 | 2006.03.15 09:22

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