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2006.05.07

美しき運命の傷痕または地獄

@映画
長女ソフィ(エマニュエル・アベール)は、やっぱり男女の性愛のどろどろ部分を受け持ってます(^^ゞ。
次女セリーヌ(カリン・ヴィアール)は、多少コミカルな部分も担当してます。
三女アンヌ(マリー・ジラン) 哲学者ハイデッガーを慕ったハンナ・アーレントってな役柄です。美人三姉妹+母の家族。

そろぞれが、もう、そうしか、しようがないよねってな風な生活を送ってます。

徐々に明らかになる家族の過去。父が死に、母は介護を必要とする身体になった過去の事件。

アンヌの愛人の哲学教授が講義する「偶然の死は、みじめすぎる、神がその死を書いていたとするなら、運命の死、起こったことは偶然ではなく運命なんだ」(しかし、教授は交通事故でなくなる)。

はじめて三人が、母をおとずれ、母の行為が間違っていたとつげるラストシーン。母は、「それでも、私は後悔しない」と書く(母は筆談しかできない)。

あ~これだよね、西洋肉食人種のすごいところは、こういう風に意思的(自分で選択して生きる)な人生。「女の一生」@文学座で、「私が選んだ人生だもの」って台詞があるけど、やっぱり、情緒的ですな。
孤独な人生の選択ってていう、この母の台詞に打たれて、かえってきました。

男の沈黙ーー話さない、話せない、態度でわかれよーーってなのは、美学でもなんでもないぞってくらい、男はよわよわしく書かれてますけど(男の善意ってほんと自己満足でつまんない、ってとこありますよね。冒頭のひなを助けるとこ、捨ててある観葉植物を引き取って水をやるとことか)。

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コメント

こんにちは。観ようと思っています。この映画。
渋谷のBunkamuraは、割引がないのと、混んでいることが多いので様子をみてます。(^^;)
銀座でもやっているんだけど、朝1回だけだし。

「狩り」をしなくなり、「戦争」もなくなって、
男性の男性たる所以を明確に提示できる場が、少なくなったからでしょうか?>寡黙になってしまった。
男性であることよりも、むしろ「女性になりたい」と思う男性が増えてきているような…(気のせい?)(^^;)

連休も終わりますね。調子が狂っちゃいそうなお休みの連続でしたが、この後控えているいろんなことを考えると気持ちは休めなかったような…。(笑)

投稿: あかん隊 | 2006.05.07 12:22

■あかん隊さん、こんにちは。
明日からずっとハードそうで、私。今日は仕事場です。なんかだらだらして過ごしました。連休。計画しておけばよかった等々。
>「女性になりたい」と思う男性
増えていいような気がします。エアロビやってるおじさんに「そうだよね、エアロビやる快感を女性に独占させてはあかんよね」と(自分はやりませんけど)。

王女メディアが、夫の裏切りの後子を殺すようにっての出てましたので、この映画、母が娘を殺すことがあるー母ー娘がテーマだったかもしれません。

投稿: 悠 | 2006.05.07 13:01

観ましたよこの映画・・
本当スゴイですよね~(^_^;)
ソフィが旦那の浮気相手のオウチに行き彼女の寝顔に自分の顔をくっつけるシーン(^_^;)
女はめちゃ!!怖いですよね~(^_^;)

アンヌの大学教授との不倫・・(^_^;)
あのオウチでのシーンは思わず声を出しちゃいました(笑)

悠さん・・感想を書いたらTBしますね~(*^。^*)

投稿: はむきち | 2006.05.14 21:00

■はむきちさん、おはよう。
>女はめちゃ!!怖いですよね~
そうなんですよ、長女が、夫を尾行したり、三女が、相手の家庭にいったりとかって、男がわるいんじゃ、って気もしますけど(^^ゞ
男はたよんなかったですね、みんな。
感想まってますよ。

投稿: 悠 | 2006.05.15 08:25

こんにちは♪
そっか、そっか、ヒナを助けたのも、観葉植物を拾ってきたのも男性でした!
それに比べて女性はやっぱり凄いわ!
一番凄いのはやっぱりママさんでしょうか。
「後悔していない!」ってきっぱりといえるのがなんともはや・・・。
別の星の人間を見るようです・・。

投稿: ミチ | 2006.07.09 19:41

■ミチさん、こんばんは。
ママって、メデイアとかさなるでしょ。
周囲は迷惑なんだろうけど、あ~いう風に生きられたらと小心もののおいらはあこがれます(^^ゞ

投稿: 悠 | 2006.07.09 22:33

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映画館にて「美しき運命の傷痕」 産まれたばかりのグロテスクなカッコウのヒナが本能的に孵化前の卵を巣から落とす。その様子が万華鏡のように映し出され、あまりにショッキングなオープニング映像と音楽にこれから始まるストーリーがただ事ではないことを知らされる。 22年前に父親を亡くしそれぞれに問題を抱える3姉妹。長女ソフィー(エマニュエル・ベアール)は夫の不倫に苦しみ、次女セリーヌは母の介護をする独身、三女アンヌは大学教授と不倫をしている。 このあまりにもド... [続きを読む]

受信: 2006.07.09 19:35

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