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2006.06.04

読書日記2006-6-4

「ユダの福音書を追え」ハーバート・クロスニー (著)(日経ナショナル ジオグラフィック社/日経BP出版センター  2006/04/29)

「自壊する帝国」(佐藤優 新潮社 2006-5-30)

■「ユダ」は、パピルス文書を盗掘のために洞窟に入った農民が発見する。その後、美術商の努力で、保存、解読がなされるまでの物語。途中窃盗にあったり、美術商どおしの駆け引きがあったりとか、美術商の資質に「暗記につよい」ってのがいるとか、サスペンスドラマ読んでいるようなおもしろさがあった。

「グノーシス派」の一派に読まれていたのが「ユダ」なんだけど、このグノーシス派ってのは、ユングにでてくるんだけど、神秘派っていっていい。

ユダは裏切り者ではなく、キリストから命じられてキリストをユダヤ人に引き渡すってのが、「ユダの福音書」の中身ですが、これに「ダ・ヴィンチコード」でもでてたように、異端の宗派があって、それが、「4つの福音書」のみに統合されてゆく過程が面白かった(仏教で言うと、日蓮宗、真言宗、天台宗みたいに、昔は分かれてたんだ(^^;))

■「国家の自壊」は、外務省勤務の佐藤優(鈴木宗男と連座して、逮捕ー裁判中)のロシア青春物語。007(ドンパチはないんですけど)みたいな、謀略の世界と、佐藤がコネクションを築いた人たちの友情物語としても読める。

「トーポリー(泥柳)からでるタンポポのような綿がモスクワをおおう、、、、露米合弁のスパゲティレストランを指名する」なんてのに出会うと、昔、ロシア語の授業をうけてた学生時代、ロシアに郷愁を感じてた昔にもどる==法学部でロシア語とってたの2名だったから、休むことができなくて大変でした。そのころの先生、チェホフの新訳を岩波から出されている)。

ウオッカと、共産党幹部の子弟がもってきたキャビアなど、食べ物がおいしそう。

「1991.8.19」の三日間のクーデターで「ゴルバチョフの生死の確認をとる」著者の活動が圧巻。

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