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2006.07.24

<狐>が選んだ入門書

山村修、ちくま新書、2006-7-10刊
山村さんは、狐って名前で書評を書かれていた。山村さんは、東京で謡を私の友人と同じ稽古場で習ってられた。友人と私は、山村さんのことを狐さんと呼んでいる(^^ゞ。

■「岡田英弘は歴史家のなかの剣客です」と始まるーー岡田英弘「世界史の誕生」
マレーシア連邦(ここは、タミル人、アラブ人、福建人、客家人などからなる移民の国)で、バハサ・マレーシアという新しい国語ができる。岡田は、この国で、これは古代日本だ、とひらめく。先住民、漢人、百済人、秦人などからなる古代日本、共通に使われる言葉は、中国語だ、それから、バハナ・マレーシアのように、人工的な日本語ができあがると。

■絵をみるとはどういうことか、と始まるーー「若桑みどりーーイメージを読む」
モナリザについて、「ダ・ヴィンチは無神論者です」「モナリザに隠した謎、、、一口に言えば、神のいない宇宙観です」????それは水への執念、モナリザの服の飾り模様、これが連続するつる草の紐紋というところから論を進める。
若桑の本には、世界中の研究者が気がつかなかった、「メレンコリアⅠ」の図柄、なんと、建築学科の学生が発見する、、、、、ちくま学芸文庫版192ページにあり

■職場の帰りに、ふと俳句を読みたくなって、、と始まるーー高浜虚子「俳句はかく解しかく味あう」
漱石の「永日小品」のなかの元旦の日に、漱石が謡、虚子が鼓をうちながら謡う、虚子の威勢のよさをまず紹介する。
「郭公(ほととぎす)大竹原を漏る月夜」こういう句は、郭公のつぎに(鳴くや)、とか、(鳴きすぐや)が略されているのだから、それを補って、読めとか、初心者にわかるように解説されていると終わる。

狐さんが、紹介する、菊畑茂久馬「絵かきが語る近代美術」の中で、藤田嗣治の戦争画が、美しいと紹介されているとこで、狐さんは、魂がふるえると書く。あ~藤田展おわちゃってる(T_T)。

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