読書日記2006-7-14
「ブレスレス」「カムアウト」坂出洋二戯曲集、而立書房、1991-6
戯曲集の感想をかくのはむなしいよ~、だって、芝居をみたいよ~って思うもん。
上演が、「ブレスレス」1990 下北沢ザ・スズナリ
「カムアウト」1989 新宿TEATER/TOPS 再演1991 下北沢ザ・スズナリ
そういえば、昨年夏には、下北沢で、坂出さんの「演じられなかった三人姉妹」を見たんだ。
そうだ、TVで、上戸彩が主演の「下北沢」の演劇青年をめぐるドラマがはじまってたな~。佐々木蔵之介、ケラリーノ・サンドロビッチが出てた。そういえば、暮らしの中の古武術とかなんとかで、甲野善紀さんが左手討ちと、ナンバで階段をあがるっての実演してた(^^ゞ
カムアウトは、レスビアンの集まる家に集まる女性、少数派が生きつらいのは、それが、社会全体の生きつらさをあぶりだす。って仕掛けになってって、最後の、取り壊される家を前に、「私は、選んだの、忘れないで、私たちは、私たちであることを選んだのよ」という言葉に、「影が一人、また、一人を現れる、影たち、ゆっくりと振り向く」ってな最後なんだけど、みたいな~。
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