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2006.07.31

連句のこころみ

何年か前に、連句に関する本を読んで、「三月の甘納豆うふふのふ」の俳人の知り合いと、二人で連句を作ってた。決まりとして、秋の句を、何句目に、恋の句は、月の句は、、、、なんてあるんだけど、ただ、「575」「77」の繰り返し。ルールは、己の句をほめ、相手の句をくさすってなものだけ。おいらのブログ教えたから、気がむいたら、コメントに後をつけてね。

まずは、発句。
玉造、釜も飛田も炎天下  悠

玉造の語感に、古代河内王朝をしのび、飛田の遊郭のタテモノに、明治を忍び、釜が崎で、昭和60年代をしのぶ。わずか、17文字に、古代から昭和までを歌い、かつ、この間、大阪見物に連れて行ってくれた友人へのおべんちゃら(これを挨拶句という)までこめる。
まー平成の芭蕉といわれる、悠亭でならではの句ですな~(呵呵大笑)。

でてきてつづけるかな??。ねぶた祭りを見物にバイク旅行ってゆうてたからな。

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コメント

ナンバ歩きの浮いたか瓢箪   章魚

 浮いたか瓢箪は、はて、誰のことでげしょ?

 

投稿: 章魚 | 2006.08.01 03:45

 子らさわぐ万の灯りに億の闇   悠亭

章魚さん、玉造と来たから、ナンバを難波にかけてるのはわかるけど、安直ですな~~
その点この句は、浮かれ歩く人を、万灯会の祭りの中におく、、炎天下からの場面展開、さすがでしょ(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.08.01 05:21

天野河原に帯の赤き赤き 章魚

悠亭殿、億やら万とは俗の極みですな。一見風流のようで、この無粋、この無神経さ、まるで、前句のようで・・・わっちの句は最近の無様な祭りへの皮肉も込められているのす。まま、なんという高見識。(インテリの微苦笑) 

投稿: 章魚 | 2006.08.02 08:55

と、今日の、ぼくは海面のくらげかな

章魚さん、もう、「赤く赤く」なんて、つづけりゃいい、ってもんじゃないでしょ。そりゃ、茂吉の「あかあかと一本の道。。。。」ってはありますが(^^ゞ。

そこいくと、おいらの句は、「と、」と始め斬新に口語俳句を自在にあやつり、章魚さんの句の赤、黒に、くらげの白をそえて、色鮮やかに付け句する、まーこれはもって生まれた才能というべきでしょうな(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.08.02 16:50

母の面差し冥き混沌 章魚

クラゲは水母とも書くそうな、しかも、しかも、・・・後は言うべきは何もなく・・・

投稿: 章魚 | 2006.08.22 10:14

おみなごの夏はへそに風の吹く

章魚さん、お悔やみ申し上げます。
で、おいらの句。梁の簡文帝の納涼詩「軽風時入襟」(軽い風が襟にはいる)をここまでかろみのある句として、現代女性のへそだしルックをうたう。
まーおいらの場合、このインテリジェンスがじゃましちゃって。は、は、は、呵々大笑。

投稿: 悠 | 2006.08.22 13:17

夜陰の雷光朝発ちにけり      章魚

わっちの句は雅にして優、落ちなんとして落ちぬ乙女の操。よろしいおまんなあ。風雅の極みじゃござんせんか。それに比するに優亭氏の句は「へそ」なんて、ォ下劣の極みじゃありゃせんかいな。せめて「おへそ」にしてもらいたかったじゃなもし。ほっ、ほっ、微苦笑。

投稿: 章魚 | 2006.08.22 21:11

残月を吹き払いいる祭り笛   悠亭
   下駄にて帰る人のすくなし  悠亭

章魚ちゃん。
うんなもん、「お月さんとお日さん、泊まってたけど、もう、でてちゃったかい」「月日の経つのは早いもんだ」って、小咄の応用みたいな句じゃござんせんか。
そこいくいと、おいらの句は、前の句を、秋の気配にかえる、この手並み。まー平成の蕪村と呼んでおくれ、おいらのことは。呵呵大笑。

575と77かわりませうぜ

投稿: 悠 | 2006.08.22 21:30

望郷の昭和流るる月天心      章魚

悠亭氏、たまにはこんな句を粋にコロがしてみては如何。嗚呼、何もかもが流れていったじゃごさんか。トホホ、自虐的な呵々、カア、カア。

投稿: 章魚 | 2006.08.23 21:45

    烏は眠る高圧電線   悠亭

章魚ちゃん、望郷、昭和、月ですか、感傷にふけってますな~。
それに比べておいらの付け句。烏(からす)が高圧電線にとまって眠る、ふてぶてしい情景。「鶏頭の十四五本、、、」の子規にもおとらぬできばえ。ま~駄句というのがない、おいらです。け、っけ、け。呵呵大笑。

投稿: 悠 | 2006.08.23 21:52

あら憎し無常顔なる酔芙蓉    章魚

ふてぶてしく生きるカラスでも今のあっちには一日限りしか咲けない可憐な芙蓉の花にしか見えないんで・・・朝の花の顔も夕べには・・・嗚呼、感傷の秋ですなあ。ひたぶるにわび三昧なのでげす。くらーい私、瀕死の白鳥、トホホのホ。ああ、あの夏が恋しい。


投稿: 章魚 | 2006.08.24 20:05

 台風くるか青き空にも  悠亭

「あら、にくい人ね~」なんて言われてヤニ下がっている、かっこうでげすな。もう、気分は戯作者ですな~。
そこいくと、おいらの付け句は、こころざし高く、品というものがありますな。ま、こうありたいものでげす、け、け、け。呵呵大笑。

投稿: 悠 | 2006.08.24 20:59

あくびして野分の後の祭りかな     章魚

台風で眠れぬ夜を過ごした後の、つきあいばかりの動員のムラ祭りへの参加はつらいっ。そんなシラケた日々でござんす。ひたぶるわび章魚でござんす。それにしても悠亭氏の付け句はすごい、青空から台風の予兆をみてとるなんざあ、あっしにはできない技でござんす。予報士も真っ青か。ふっふっ。とまずは軽蔑の終止形。

投稿: 章魚 | 2006.08.25 21:58

  日焼けした手が酒をつぎくる  悠亭

章魚ちゃん、ばっかだねぇ。「あ~ら、、、」と、にやけてると、台風がくるぞ、っていう忠告をこめた品のある句がわからなかったかい、もう、うかれてると、真実は見えてこないよ(笑)。
そこいくと、ちょっと、田舎を軽蔑した章魚句に、いやぁ、真実の重みは、日焼けした手にあるんだよ、と穏やかに諭す、この句は、やっぱり、名句だな~(呵呵大笑)

投稿: 悠 | 2006.08.25 22:14

ほおづきの音色愛しきもがり笛  章魚

悠亭氏よ、迷句をありがとう。でも、今のわっちには、時空を超えてしまいたいほどの陰々滅々の日々なんでござんす。やはり、逃避行が一番の薬なんでやんすか。合掌。礼拝。嗚呼。  

投稿: 章魚 | 2006.08.26 17:13

  扇忘れて舞台でひらかず  悠

章魚ちゃん、ほおずき、いとしき、もがり、もう、アイドル映画みたな句じゃのう~。
そこいくと、おいらの句は、芭蕉、蕪村句を分析し、我が物とした研鑽の成果がでており、うっとり(われながら)しますな、笛を能管に読み替えて、舞台の演者が扇を開けないでいる、という場面なんだけど、もう、解説しとかないと、わからないであろう、この優雅さが、は、は、は(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.08.26 20:50

弁慶も仁王立ちするねぶたかな  章魚

悠亭氏も、やっと自分の句が解説しなきゃ、わかってもらえないと、思えるようになりやんしたか。なかなかの伸長でござる。末頼もしきこと、限りなし。それにしてもわっちの前句、「愛しき」は「かなしき」と読んでほしかったもの。今度の句はあえて、初心の者にも理解できようという程度のものにしておく。呵々の呵!喝!

投稿: 章魚 | 2006.08.28 12:35

  敗れてのがる北へ、北へと  悠亭

あ~あ、通俗のきわみですな、弁慶、仁王立ち。ちと、ねぶたをこの夏みたからと言って。
そこいくと、おいらの付け句は、「奥の細道」は、義経500年忌の追悼の旅である、という説を踏まえ、かろみ、気品ある句にしあがってますな~。(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.08.28 21:31

瞑目す来し方の秋すべもなく    章魚

今さらではあるが、付け句の駄句とは好対照な秀句。優にして雅。品あくまで高い句とはかくなるものをいうのである。軽蔑の終止形を含んだインテリの微苦笑。ほほほのホ。

投稿: 章魚 | 2006.08.29 09:41

 冬もこもりて家事にいそしむ  悠亭

なんにもすることがない、ってのを、瞑目す、なんて言葉にした努力は認めるが、まー日常会話レベルだわね(は、は、は)。
そこいくと、おいらの句は、日常でありながら、文芸に遊ぶ、まー俳諧とは、これだちゅう見本みたいな句だわね~(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.08.29 16:00

文もなし炬燵に眠る猫を蹴る   章魚

あっしの家には猫はいなんで、悠亭宅には可愛がってる猫がいるとか、いないとか、えっへっへ、こうなっちゃおしまいですぜ、旦那。しかし、かろみ遊ぶとはこういう句を言うんでげしょうな。我ながら、怖くなりやすぜ。ふぅー。

投稿: 章魚 | 2006.09.01 19:49

  しわぶきひとつ夜のしじまに 悠亭

メールが来ないからと猫のせいにしちゃいけません。
章魚ちゃん、そんなのは、単なるいじめ=凄惨ですな~。軽みからはほど遠いな~。まだまだ、修行がたりませんな~は、は、は。
そこいくと、おいらの句は、隣の部屋のじーさんが、切れる若者をいさめるってな句にしあげて、前句に添える。まー技術というか、技巧というか、わからんでしょうば~、この渋み、若い章魚ちゃんには(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.09.01 20:47

気がつけば雪降る音を聞いている    章魚

悠亭氏よ、「しわぶき」に「夜のしじま」とは、まあ、月並みに落ちたもの。渋いといっても渋柿の苦さですわい。それに比してあっちのは夜に寝覚めた老人が来し方をあれからそれへと思い出して、眠れぬ夜をかこつのだが、ふと気がつけば、森羅万象にしんしんと降り積もる雪の音を聞いている己のあることを知ったという、いわば、デカルト的境地を句にし得た、名人句というものでげしょうなあ。それにしても老人句は若いあっちには苦手でげすよ。えへへ。

投稿: 章魚 | 2006.09.03 19:56

   女房に言われゴミもって行く 悠亭

雪の「音」を聞くという、常ならぬところはいいが、しじまときたら雪かい、月並みでんな~。
こころが青春してると青年だって、思ってる章魚ちゃんに、「成熟」ってことはわかんないでしょうな(笑)。
ま、そこいくと、おいらの句は、フランスの詩のように大人じゃなきゃわからない、「フランスのエスプリと日本の粋は通じている」@九鬼周造並みの句に仕上がってるな~。そりゃ、雪の音でも聞いてナイトね(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.09.03 21:19

正月もくしゃみして寝る浮き世かな  章魚


それにしても、悠亭氏の句は潮垂れた老人の姿が氏と重なる、まさに氏の実体験に裏打ちされた迷句、いや、世迷いごとの句ですなあ。そんな体験のないわっちにはちっとも実感が湧いて来ないんで・・・。へへへ。

投稿: 章魚 | 2006.09.06 09:23

   樹の氷らは白梅のごと  悠亭

若者が老人のふりして遊ぶってなココロがわかんないと、日本文化の根底にある<やつし>の芸がわかりませんぜ(は、は、は)。
そこいくと、まーなんだなぁ、おいらの句は、樹氷を白梅に見立てて、蕪村の辞世の句「白梅に明る夜ばかりとなりにけり」に敬意をはらった、われながら、いい句だな~(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.09.06 19:03

後隠す庭に椿の花の落つ      章魚

悠亭氏よ、あっしのは、やっぱ〈やつれ〉の芸より、〈粋〉になっちまうんで・・・至芸ってやつでげしょなあ・・・えっへへ。

投稿: 章魚 | 2006.09.08 14:00

 盃(さかずき)めぐる曲水の宴 悠亭

「後隠す」って言葉がいきてませんな~(笑)。恥ずかしくて隠れてしまいたいってな気持ちはでてますぜ(は、は、は)。
そこいくと、おいらの句は、くだらない句を、曲水に盃を浮かべて盃をとる間に一首読むという、「曲水の宴」をイメージさせる、いい句じゃあ~りませんか,ちと寒い季節ではあるが、そこはムシして(呵呵大笑)。

投稿: 悠 | 2006.09.08 21:28

麻呂殿も下戸を隠して桃の歌  章魚

いきなり春ですかい。とかくに宮仕えの身はたいへんですなあ。その点、あっちのような水戸のご老公の身となると、ご気楽ですわ。えっへへ・・・嗚呼しかし、でんなあ。早くとんぼになりたいィ~

投稿: 章魚 | 2006.09.22 09:15

   ある日は超えんハングルの丘 悠

いやぁ桃が悪魔退治の木であるということくらいは、知ってたかい、極楽とんぼの章魚ちゃん。ほんと、気楽な句じゃな~。
そこいくと、老北京として中国古代史に打ち込んだ、中江丑吉@兆民の遺児。これにあやかって、ハングルを学ぶ、おいらの姿。けだかいちゅうのは、こういうのを言うんだ、きっと。け、け、けぇ(呵呵大笑)

投稿: 悠 | 2006.09.22 20:59

おみなごの風呂敷かろき堤かな  章魚

どうせ越えるんでしたら、蕪村の堤でござんす俳句一生、章魚一匹、けっけっけけ、ケケ大笑。 

投稿: 章魚 | 2006.09.23 16:09

 赤き夕暮れこころを誘う 悠亭

章魚ちゃん、丘ときたら、堤かい、もう、イメージがひろがりませんな~(笑)。
蕪村を超えるなんぞはおそれおおい、せいぜい、平成の蕪村と言われておいらは満足してますぜ(は、は、は)。
イメージを、鮮やかにかえるのは、おいらの付け句。こういうのを見習ってくんなまし(呵呵大笑)「残る夕暮れ、春やココロを誘うらん」@能「屋島」による。

投稿: 悠 | 2006.09.23 22:11

すごい、すごい、文字遊び

      たいへんおじゃましました

投稿: b | 2006.09.25 09:10

■bさんも、仲間にはいらない(^^)。
bさん、ように、bさんの句にけちはつけない、ひたすらほめまくるちゅうルール追加するけど(^^)

投稿: 悠 | 2006.09.26 19:09

いえ、いぇ 見てるだけで十分楽しいよ♪

投稿: b | 2006.09.26 22:41

■bさん、残念。気が向いたら、はいってね(^^)

投稿: 悠 | 2006.09.27 19:33

ふるさとは
はないちもんめの
はるのみち          章魚

仙崎恋しやほうやれほって感じで、金子みすずさん生家に行ってめぇりやした。悠亭氏の生涯にはけっしてない珠玉の心に触れる思いがしやしたぜ。純な魂の持ち主は早死にでんなあ。あっしが生きてるのが不思議というものでがんす。へへへ。

投稿: 章魚 | 2006.09.29 12:48

 炎にかすむ遠き山々   悠

旦那、合掌ですかい(笑)。
みすずとか、相田みつをにはまると、もう、こちらの汚れたけど、楽しい世界には帰ってこれませんぜ、旦那。はないちもんめって、山頭火じゃないんだから。
そこいくとおいらの句は締めにふさわしく、かつ、発句に気をつかった、いい句でげしょ。まー日常で気配りのできない章魚ちゃんには無理だな〜(ははは。呵々大笑)。
野焼きの田に、向こうの山がかすむ、いい、風景であろう、ま、おいらの芸格を表してますな。は、は、は。
と連句終了しました。また、やろうね(笑)。

投稿: 悠 | 2006.09.29 18:04

あっしは挙げ句の果てのめまいでござんすよ。せめて静かな秋三昧の日々をすごしたいもんでげす。 
  天と地とさかしままのまま秋の雨  章魚 

投稿: 章魚 | 2006.10.02 10:01

◎章魚ちゃん、めまいですかい。さかしまじゃなく、よこしまこころがおきてんじゃない(笑)。
 じゃ、挙げ句の果ての句のレスペクトして
 
  ヴィオロンもなくただに暮れゆく 悠亭 

 章魚ちゃんには、「静かな秋三昧」はおとづれまいよ(呵々大笑)。

投稿: 悠 | 2006.10.02 10:40

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