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2006.09.09

身替座禅@勘三郎襲名披露公演・神戸

「身替座禅」は、狂言「花子」をもととし、「花子」は能「班女」をもととする。和歌でいえば、本歌とりの本歌とり(^^ゞ
歌舞伎「身替座禅」は、明治以後に、福地桜知が、新作歌舞伎狂言をつくるために、狂言師に入門し、「花子」「棒縛り」などを、習い、これを歌舞伎作者に教えた、ってのをどっかで読んだ記憶があるんだけど(間違ってたらごめんなさい)。

勘三郎さんの、恐妻家ぶりと、妻に隠れて、昔のちぎった女性に会いに行くにやけた感じがよかった。奥方を演じたのは坂東弥十郎さん、勘三郎さんより背が高く、このコンビのやりとりは面白かった。

能「班女」は、「帰りには寄る」といった男をまちわびる遊女の物語。これをパロッタのが狂言「花子」。「花子」は、あまり演じられません。「釣狐」をやったあと、40歳すぎてから挑む曲とか聞いてまして、まだ、見たことはないのですが。

ただ、話しにきくと「家を抜け出し、遊女とであった帰りの謡が、切なくなければならない」謡で、この感じをだすのが難しい、とか聞いたことがあるので、能に近い重々しさがある曲だと思う。

そこいくと、「身替座禅」は、軽い、コメディになってる。

狂言も、能のパロディなんだから、おもしろくしたらと思うのだけど。

琵琶湖ホールでのチケットがとれなかったので、神戸まで行くこととした。(今朝は「タンゴ冬のおわりに」のチケとりしてましたが、あえなく沈没。)

帰りは、大阪ブルーノートでジャズ聞いてました。「身代」のでれっとした勘三郎さんの後は、悪と善を行き来するいがみの権太もみたかったけど(^^ゞ
忙しい日だった(笑)。

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コメント

こんばんは。
お忙しそうですね。(^^;)
あちこち行けるのは、フットワークの良い証拠でもありますね。いいなぁ!

年齢を経ていないとできない芸というものはあるでしょうし、その反対もありますね。
どんなにプレイが上手でも、子どもがJAZZのセッションをしたのでは、やっぱり変です。
軽いアルコール片手に、JAZZを楽しむような場所へ行きたいなぁ…と思いつつ、男性ひとりなら様(さま)になるだろうに、夏木マリのようなら、女性でも様になるだろうに…、と新宿は「DUG」の入口で躊躇する自分ではありました。(爆)

投稿: あかん隊 | 2006.09.12 02:44

■おはよう、あかん隊さん。
>軽いアルコール片手に
jazzは、これが似合いますよね。いま、歯痛になやんでまして、これは、かないませんでしたが。
結構、女性一人って方、おいでになってた見たいです。(7割方女性のような気がしましたが)。一人の方は、みな、夏木マリさんのような方でしてたか、どうか、まではみてませんが(^^ゞ。

投稿: 悠 | 2006.09.12 07:48

>悠さま
ええ名前や~。
>びわ湖ホールでのチケットがとれなかったので、神戸まで行くこととした。
びわ湖ホールで運よく観劇できました。
日常の延長で客席に座っておりましたので芝居小屋感覚です。失礼ながら木の実は子供地歌舞伎的かわいらしさほほえましさでした。
残念なのは引き幕。プロセニアムが高くレールが無いのか引き幕は無理のようでした。中村屋の三色幕は小屋のときにとっておきと言いたいところですが,残念ながらチケ運に恵まれずこの公演はこれきりです。
>今朝は「タンゴ冬のおわりに」のチケとりしてましたがあえなく沈没。
冬タンに挑戦も撃沈。存外再募集があったりします。諦めないでくださいませ。

投稿: とみ | 2006.09.12 19:14

■とみさん、こんばんは。
名前ねぇ、やっとニュースで気がつきました(^^;)
引き幕がだめだったんですね。琵琶湖ホール。

神戸文化ホールの記憶が飛んでしまってる(T_T)

投稿: 悠 | 2006.09.12 20:53

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