清水邦夫仕事1958~1980
「下」河出書房新社 1992.6.20
冬タンみたので、えっ、蜷川さん、孔雀ほんまにだすか~って気がしたので、脚本かりてたしかめたら、たしかに、清水さんの脚本に、孔雀現れるってなト書きがありました(^^ゞ
で、ものはついでと、今日は、昼から仕事がなかったので、図書館で、清水作品でみたものの中から台本を読み直しました。「狂人なおもて往生をとぐ」は、「上」にあってこれは貸し出し中でした。「楽屋」「将門」「わが魂は輝く水なり」「冬タン」。
将門も、「わが、、、」は斉藤実盛は平家、「冬タン」は平家伝説。
「ときが何かの拍子で逆流し、すべるように昔の華やいだ時代へさかのぼってゆく」(実盛@50代の台詞)、舞台に立てなかったプロンプターの亡霊のはなす「三人姉妹」の台詞。
どこにも栄光はない、過去にも栄光があったとはおもえない、ただ、過去の華やぎはわかる。
で見てない舞台の台本で「あの、愛の一群たち」って作品があって、「ぎん」さんが出てる(^^ゞ、昭和55年の作で、岸田今日子、吉行和子、松本典子の名がでてるので、だれかがやったんでしょうね。その、ぎんさんの台詞に「わたしたちが、胸でそだてるものは、雷獣か、ぼろぼろな駝鳥か、それとも朱鷺か、、、、、私のなかで、それが立ち上がり、天に向かうとき、あたしは夢みるんです、、、、まるで、若かったころの世界が映し出されることを。。。。」。
あ~これって、冬タンの孔雀だよねって感じで、おいらに孔雀がわかりかけてきた(^^ゞ。
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