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2006.11.05

中国文明の歴史

岡田英弘著 講談社現代新書 2004-12-23
ここんとこ、岡田さんの著書ばかり読んでる気がしますが、なんせ、でてくる固有名詞が多いので、頭には、あんまり残らない。

中国は、日清戦争後、科挙を廃し、外国流学帰りの人々を登用した。その留学生がもっともおおかったのが日本。
それと、軍隊の日本化。新軍の中核は、日本の陸軍士官学校に留学した士官。

新軍の起こした辛亥革命の結果、政権を奪ったのは袁世凱(井上ひさしさんの「兄おとうと」ででてくる吉野作造=大正の民本主義者は、袁世凱の子女の家庭教師として、中国にわたっている)。

日本が外国の翻訳をした際、つくった漢語、たとえば、「歴史」「経済」「資本主義」等々は、留学生によって、中国にもたらされた。
中国のマルクス主義文献は、日本語からの重訳であった。ロシア語から「資本論」を訳するのは、1950年代にはいってから。そうか、日本は、中国に貢献してるんだ(^^)。
中国の1977に唱えた4つの現代化とは、日本化、アメリカ化であると、著者はいう。

この間、白川静さんが亡くなられた。中国文字の研究家である。
白川さんは、「日本は、、、、事實上占領下にあり、屬國である」(これ、アメリカのって意味です)。だから、中国と親しくしておかねばならない、と、どこかで説かれていた。

中国との距離ってむつかしいやね。

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コメント

本当に近くて遠い国です。あの広大さとか解からなければ、日本で議論してもわからない世界だと思います。

投稿: 隣のトトロ | 2006.11.12 00:32

■隣のトトロさん、おはよう。
広大な国といえば、ロシアもですが、ほんとうに、大国を維持する、多数の民族をまとめて国を維持してゆくっての、大変ですよね(^^ゞ。

投稿: 悠 | 2006.11.12 08:44

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