稽古日誌
この間から、「魚説教」の稽古がはじまりました。
漁師からにわか坊主になったものが、旦那の家で説教をたのまれ、魚の名をいれて説法のはじめるってな狂言です。
「いでいで、さわら、説法をはじめんと、いかーにも、黒だいの衣にからジャケの袈裟を着し。。。」
「ニシン般若、あわびった心経、あのくたこ、さんびゃく三文たい」
「がんぎふぐどくにちょうらい、さざえ、かつお、こりょうたい、ぐんりょう、なまだこ、なまだこ、なまだこ、はもあみだぶつ、はも、あゆ、たこ」
ってなんですが、台詞しゃべってるときは、早口言葉をいってるみたいな快感があります。
でも、もとの経文が、わからないし、魚の名前しらないので、苦労しそうです、台詞覚え(^^)
信心深い客あいてに、こんな戯れ言の狂言しても、昔は何も、言われなかったんですね(^^;)
でも、これだけ、すらすらと魚の名入りで説法ができるのだから、ふつうに説法できるのに、と思うけど、そこは、それ、狂言だし(笑)。
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