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2006.12.17

兵庫芸術文化センター等主催の芝居

「ブルックリンボーイ」
ユダヤ人作家(浅野和之)がベストセラー作家となっての2幕6場。

余命いくばくもない、入院中の父(靴職人)を訪れた作家、本がベストセラーになったことをつげるが、父は、本を読んだこともない、人間。ちょうちょうはっしの、喧嘩言葉のやりとり。

病院のコーヒー飲み場で、幼いころの友とであう。
友は、「君を誇りに思っているし、愛している」
しかし、作家は「君は、ここに残った、でも、僕はここから逃れた」と。

妻も作家で何年か別居がつずいている。作家は、妻とやりなおそうと思っているが、妻は「あなたのことを思い出すと、私のできなかったことを思い出す」とやり直しを拒否する(ここまで、言われると、男はつらいですな~)。

ベストセラーの本が映画化される。作家はシナリオを書くが、採用されない。演じる俳優は知性のかけらがない。でも、俳優は、一生懸命、自分の演じる役を研究している。
俳優と、作家が、採用されなかったシナリオの一部を朗読する場面。
作家が大学入学のため、家をでるときの父との会話。
父「タクシーがまっている、はやくいけ、運転手を怒らせると事故がおこる、空港までの道は凸凹道だ、運転手によく言え」
作家「とうさん、ぼくを勇気付ける言葉を言ってくれ」
(父の思いやり、父から、自分のすることを認め、励ます言葉を待っている息子のすれ違い、この場は、朗読する場面までは笑いなので、ここで泣かされました).

作家が朗読会で、女子大学生を持ち帰りするホテルの場面。

父がなくなり、父の遺品を整理する作家に、幼馴染が尋ねてきて、ユダヤ教の弔いをおこなうことをすすめるが、これを拒否する作家。
(死んだ父と、作家の対話。ここで父と子の和解が行われる)。

ふーっ、物語のあらすじです。

自分の住んでいる世界を疑い、知的に上昇するということは、自分の生まれ育ったところから離脱するって運命をもつんだよな~、そういう悲劇ってあるよな。それで、生活の智恵がつくわけではないし~と。知の運命を考える(大げさ(笑))。

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