長谷川四郎集@影書房 映画@愛ルケ
戦後文学エッセイ集2 2006-12-20
丹下左膳の作者長谷川海太郎の弟さん。海太郎は、林不忘、牧逸馬、谷譲二と3つの名前を使い分けている。左膳は、林不忘作である。
函館の人とばかり思っていたら、お父さんは、佐渡で北一輝を教えていたとあった。
長谷川さん、花田清輝っても、もう、知らない人が増えていると思うけど、4人合作の「故事新編」@芝居を見てるんだけど、うーん、ハイカラすぎらーと当時のおいらは思ってた。
だいたい、これらの人が信奉していたブレヒトも、ハイカラだったし(^^ゞ。
最近、あり合わせのもので、考えを組み立てていって考えないと、思うところがあり、偉い人の著作をまって、それで、読んで考えようなんてのは、手間がかかって、ってんで、この人たちに、興味を持ちだしたのかな。
ブレヒトもそうだけど、芝居の中で、では、物語の主人公は、どう生きたらよかったのか。ワキの人は、どのように接すればよかったのかを、芝居で感情移入するのではなく、考えるてくれってことだもんな。
映画評で、佐藤忠男さんが、やってるのも、これと似てるかなと、勝手に(^^)。
「ゴドーを待ちながら」に比して、「ヒットラーを待ちながら」ってな芝居をつくろうってな話がでてくるけど(1974年の文書)、いまとなっては、冗談ですまなくなってっる??
愛ルケ@映画
しのぶさん、だんだんキレイになってゆくし、ハセキョウは、妖しい検事だしなんです。新聞連載中読んでました。ハセキョウの方がエロい感じはしましたが、どうも、法廷場面が「ゆれる」ほどよく撮れてないのが、不満ですね。
笑った台詞@津川雅彦の「えぇ、それって文学でしょ?」(これに大笑、お客さん、笑いませんでしたけど^_^;)。
やっぱり、恋愛映画は、苦手な映画です(-_-;)。
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コメント
>悠さま
ちょっと赤目っぽい衣装があったりして,当初,時代設定を昭和末期にしているのかと錯覚しました。
原作読んでません(m_m)。「阿寒に果つ」は読んでます。
投稿: とみ | 2007.01.14 22:57
■とみさん、こんばんは。
>赤目っぽい衣装
気がつきませんでした(-_-;)。
阿寒にはつは、たしか天才少女との邂逅の物語でしたよね。いまの渡辺さんの作風とは全然ちがう、少年物語ですね(^^ゞ。
投稿: 悠 | 2007.01.15 21:23
こんにちは♪
「愛ルケ」をTBさせていただきました。
私も恋愛映画は苦手です。
とくに渡辺センセのやつは・・・。
裁判シーンに期待していたのですが、ハセキョーの服装以外はダメでしたね~。
投稿: ミチ | 2007.01.19 08:13
■ミチさん、こんにちは。
渡辺先生のは、日経新聞で読んでるのがいいんですけど、あとはねぇ(^^ゞ。
ハセキョウの台詞に「逢うために新幹線代往復をつかうなんて」ってのがあって、これに、どきりでした。だって、恋愛じゃなく、新幹線つかって芝居見に行く方いますもんね(^^ゞ。
投稿: 悠 | 2007.01.19 12:04