それでもボクはやってない
「いいですか、痴漢裁判に、ニホンの刑事裁判の問題がいちばんよくあらわれてるんですよ!!」弁護士役所広司の台詞。ほんとうにそうだな~と。
瀬戸朝香の弁護人役もしっかりしてた(もちろん、愛ルケのハセキョウのようではありません(^^ゞ)。
舞台でみた役者さんとして、田中哲司、大谷亮介(この人「相棒」@TVの刑事役してます(^^ゞ)。
法学部で一緒で、今、弁護士になってる友にきくと、ニホンの刑事弁護ってのは、法廷に検察官が二人いる、一人は、本物の検察官、もうひとりは、裁判官!だそうだ。
刑事弁護やりたがらないのも、なんか、裁判官が、ウエをきにして無罪判決だしても、いい事件で、無罪判決をださないからだ、とも聞いた。裁判員制度に期待していいんだか、悪いんだか、だそうだけど(^^ゞ。映画にもでてたけど200件の事件を抱え、有罪率99.9%だもんな(^^ゞ。
よくできたドラマでした。エンディングは、城のような「最高裁」の建物と、怨嗟のような歌。
追記 「裁判所は、真実を発見する場ではない」「検察官が出してきた証拠を吟味し、証拠で、有罪と認定できれば、有罪、できなければ無罪」良心的裁判官の台詞。これがしっかり適用されていると、結論は代わっていたはず。
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コメント
観た後で気が付いたんですが、
彼は憲兵隊やめて被告人してたんですね!?
道行く人の会話まで説明口調で長かったのには苦笑
こんな大きな題材(大罪?)を、よく取り上げたと思います
その割には長尺ながら睡魔関係なく感情移入できましたから
よい作品だったと思います
裁判とかに引っかからないのが、良い処世術なんですかね?
(運も含めて)
投稿: t2ぴょん | 2007.02.10 15:09
■t2ぴょん、こんばんは。
そうなんですよ、憲兵隊もフリーターも、うまく演じてましたよね。
裁判所にいかなくてすむのがいいですね、無事是名馬(笑)
投稿: 悠 | 2007.02.11 00:09
↑おっちゃん二人が、今までの無事を喜んでるのね
クククッ(笑)
by おばちゃんより
しかし私なら3日ほどしか気持ちもたない
すぐ楽な方向へ判子ついてしまうだろ…
投稿: b | 2007.02.11 09:28
■bさん、こんにちは。
隣室で取り調べられてたおじさんは、すぐに謝って、釈放されてました。
どっちがいいかな〜、まよいますよね。
投稿: 悠 | 2007.02.11 11:56