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2007.02.18

ニッポンの小説

高橋源一郎 文芸春秋社 2007-1-10
面白い!一気に途中までしか読んでないのだけど、面白い!感動さめやらぬうちに感想をアップ。

クニキダドッポが、フタバテイシメイのロシア翻訳小説を読んだときを、それまで、氷をしらなかった人が、湖の氷を見た瞬間にたとえている。

で、ドッポは、「嗚呼我生まれて人間となり、来たりて此の世にすみ、、、」ってな文章から、「牛のうなる声が往来まで聞こえる。酒屋の隣は、、、」ってな文書にかわる。

JJ連載のヨシダシュウイチ「キャラメル・ポップコーン」は、「グレーでいいコ特集」「ごほうびアクセとおねだりジュエリー」「カジュアルセレブ 冬のV6」なる記事の間にある!!
でも、ソウセキの小説も、「阿片禁止令」「懐中要薬 清心丹」「日露交渉」「捕獲戦利品」とかいうニュースと一緒に新聞に掲載されていたのだ!!

こういう調子で、現代の文学への考察がはじまっている。うーん、面白いとしかいいようがない。

話はかわるけど、多分、「此の世のなごり、世も名残り、しに行く身をばたとうれば、あだしが、、、、」ってな歌舞伎を見た人が、「to be or not to be!」なんて文体の劇に接したときの興奮を思ってみる。
それと、新劇があまり面白くないのは、西洋人が、西洋の劇を演じているようにっての芸だから、今、ロシア劇団、シェイクスピア劇団、アメリカのミュージカル劇団の公演が見られるようになった現在、そりゃ、面白くなくなるはずだ、と思う。

芝居も、小説も転換期なんだろうな。ついでに、リメイク版ばかりのアメリカ映画も(笑)。
元気なのは、宝塚、歌舞伎だけだ。能界には、染五郎のように美形で、他の芝居に加われる方いない??(野村万作、観世寿夫さんらが、新劇と交流してたのになぁ~~)。

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コメント

PC復帰しました。
メールが5000くらいたまっていて
往生しています。

投稿: かと | 2007.02.22 16:42

◇かとさん、おひさしぶり。
pc復帰できたんですね。メール5000ですか^^;。

投稿: 悠 | 2007.02.22 22:34

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