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2007.02.24

詩とことば@荒川洋治

岩波書店2004-12-16
同世代の作家のものはあまり読まなかっただけど、村上春樹、高橋源一郎、とか、最近読み始めている。荒川さん@詩人の評論は、「ニッポンの小説」@高橋源一郎にでてくる。

1970年代に熱中した評論家の中に、丸山真男、吉本隆明、谷川雁、etcのなかに「村上一郎」の名がでている。そうだ、おいらは、村上さんの個人誌「無名鬼」の読者だったんだ。
村上さんは、和歌を詠んだり、和歌、現代詩、演劇、文学、政治を論じていた。
いま、そんなにひろく、カバーできる評論家はすくない、というか、詩を論じる人で、和歌、文学を論じる人はいないんじゃなか。というか、和歌、俳句は、つくる人が論じ手でもある世界では。

面白かったのは、「散文は異常である」
たとえば、「時計の針が12時をさした」(これ散文ね)、私たちは、そう認識しない「12時!」
「白い屋根の家が何軒かならんでいる」(これも散文ね)、私たちは、「屋根だ」{白い!」と認識するので、後者のような言葉が詩。だから、散文は、私たちの認識とはことなる異常な表現ということになるという論。

もうひとつ、大学で、英国の詩を研究する人が、同人誌や、うまれたての詩を評価できない!だって、彼らは、評価が定まった人しか論じないから。
そうだよな、新感線、これがいい!ってのは、評価が定まってからだもんな。評論家が、論じるのは。

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