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2007.02.02

魂萌え

原作者桐野夏生さんの小説のファンなんだけど、「魂萌え」は、他作品とちがって、世間からはみ出るって感覚が薄かったかな。いや、「OUT」、弁当工場で働く主婦仲間が殺人を犯す、この仲間を助けるために、死体をばらばらにして捨てるという、小説・舞台化の印象をがいまでもつよい。(映画「OUT」は、つまらなくて、脚本を書いた鄭義信の作品は、みないことにしている。)

で、この映画。
寺尾聡演じる夫が、不倫をしている女性が三田佳子、妻が風吹ジュン。
蕎麦屋を営んでいる、三田と、その子供たちにも慕われている、寺尾。

家では、専業主婦の妻、アメリカに行って勝手に結婚している息子、フリーター同士で同棲し、子供をつくらない主義の娘。

三田と風吹の対決シーンも、三田が、主婦の座に安閑としている風吹にはなつ言葉に迫力があるが、それで、どうなのだろう、と思う。

林隆三の役どころも、「釣った魚にえさはやらない」風だし。

喧嘩しながらも、集まる、女性同士の友情。定年後の男は蕎麦打ち。このへんなんか定型?

こころをざらつかせる、音楽がよかった。今にやすらぐことはできないっていう感じで。
それと、若者よ、お前らは、若さしかないんだぜ、ってな、年寄りパーワーがよかった。

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コメント

うふふ。愛人は、結局愛人でしかないのです。愛人をやっている人は、やっぱり「後ろめたい」わけです。世の中の倫理に反しているという自覚がある。だから、逆ギレしてみせる。「知らないことは罪」だなんて言う。「私はあの人のすべてを知っている」なんて言う。そう、んじゃ、どうして愛人のままだったの? と言われたらぐうの音も出ない。いいんですよ、愛人がいても、その人に貢いでいても、こっちが経済的に困らないなら。「面倒だから別れない」のでしょ? 裏返せば「面倒だから、君は愛人」なのですね。それでも、夫に対して愛情がある妻だと辛いかな? 今からでも遅くないから、ひとりで「世の中」渡っていく気概を持つ主婦になるべきでしょうね。どんな主婦でも。(爆)

投稿: あかん隊 | 2007.02.03 02:16

■あかん隊さん、おはよう。
愛人と一緒になったら、今度は、そこが家庭になって、なんだ、元の家庭と一緒じゃないのかいってのが、ありますよね。
基本的には、一人なんですよね。
で、まずは、快適でない、重たい鉄なべをテフロン加工の軽いなべにかえってとこですよね。それと、壁の張替え。まず、身の回りなんですよね。

投稿: 悠 | 2007.02.03 09:22

悠さん、色々と見ていらっしゃいますね。
「魂萌え」はNHKのドラマで見ました。話の内容より高畑淳子さん(妻)と高橋恵子さん(愛人)の丁々発止のやりとりに感心していました。
一妻としましては「夫の浮気には気付きなさい」って感じかしら(笑)
気付いた時点で即行動(爆)夫が可愛いもんで(わはは)怖いですよ、これもね。

投稿: なっぺ | 2007.02.03 17:08

■なっぺさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
そうか、高畑さんか、高橋さん、男は、迷いますね(って、ちがうやろ!ですが^^;)

ばれたら怖いよ。離婚されたら、退職金は半分、築いた財産も半分、年金も、それに慰謝料、もってかれるから、多分、男は、失うものがおおいよ、こわいぞ>男性諸君!!

投稿: 悠 | 2007.02.03 23:32

お久しぶりです・・悠さん。。
三田さん演じる愛人、と風吹ジュン演じる本妻との対決が凄かったですね~。。
お線香をあげにくる愛人・・足のマニキュアを見て負けたって感じの本妻さんが、なんかすごいなぁ~と思ってしまいました。。(^_^;)

投稿: はむきち | 2007.02.13 20:16

■はむきちさん、こんばんは。
そう、そう、風吹ジュンさん、愛人の来る前に、口紅塗ってましたもんね。
背中に「はみがき」投げつけられてましたけどね、最後の対決の後は(笑)。

投稿: 悠 | 2007.02.13 20:47

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