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2007.05.03

東京ノート@dvd

平田オリザ作/演出
世界では戦争が起こっていって、ヨーロッパの美術品が東京に疎開してくる。
親の遺産である美術品を美術館に寄付する娘+弁護士+娘の友達
美術館のレストランで兄弟の家族が待ち合わせ、食事をしようとしている。
家庭教師と恋愛関係にあったが、今は分かれた大学生と、大学院にいる元家庭教師がそれぞれカップルで、美術館にきている。

平田オリザは、静かな演劇と言われる劇の作者、演出家であるが、ほんと、しずかだ。たんたんと進んでゆく。
でも、ちみつに構成されている。

たぶん、世界で戦争がおこっていても、我関せず、こういう日常がつずいていくのだ。

反戦運動をしていた学芸員のに、弁護士が、「3年前にはやってましたね、そのころですか、運動をされていたのでは」となめた風な口をきく。学芸員の「それで、あなたの報酬はいくらもらうのですか」って風刺もとどかんな。

弟の嫁(弟からは分かれようと告げられている)と弟の姉(一人暮らしで、父母の面倒をみてきた)の会話で姉がいう。
「星の王子様で、心でしか、真実は見えないっていうでしょ、でも、心でってわかんないよね、言葉でいわなきゃね」

フェーメーレの絵の解説で学芸員が、「画家は、写真のように、見たいところだけど、描く」さらに、学芸員は言う「ケストナーに、人間界のごたごたを見ようとしない、砂に首を突っ込んだダチョウっていうのが、でてくんだよね」
私は、今の私が、そうであることを否定できない。

反戦運動をしていて、いまは、田舎にかえって農業をやろうとしている青年、さあリーマンから戦争にかりださられ、農業をしていると、戦争にいかなくてすむから、それもあって、田舎に帰るという。かれが、いちばん、考えている気がする。
(そうか、むかし、長男は戦争にとらえなかったよな、って、いまは、ひとりっこばっかりだし、どうするんだろう)。

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コメント

悠さんのブログで平田オリザを知りました。
かなり興味有りです!すごく面白そうですね。
今回のはDVDで出てるんですか?
レンタルには置いてないんでしょうか?

投稿: maki | 2007.05.03 05:56

■makiさん、こんにちは。
平田オリザに反応してもらってありがとうございます。
ほんとに静かな=退屈なくらいな芝居なんですけど、日常がそのまま舞台にあるって感じのお芝居ですよ。

投稿: 悠 | 2007.05.03 11:37

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