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2007.05.10

ぬけがら

文学座。作者は、佃典彦(名古屋の劇団 主宰者)。文学座創立70周年記念公演。おいらは、今期間限定センチメンタル気分。開演前に流れてくる音楽が、おお、ちあきなおみ、これ、知っている、長島さんの引退記念の台詞(巨人は永遠です)、おおっ。やばい、センチメンタルな気分に昔をさらに思い出させないで!!
おおっ、いつでも夢を、これ、吉永さんだ、あれ、この歌は??

で、お芝居になったら、音楽はなし。
物語は、危機を迎えて40歳男。仕事は失う、妻からは離婚を迫られている、父は84歳、痴ほう。

この父が、蝉のように脱皮して、若くなってゆく、84歳の父のぬけがら、50代の父の抜け殻、、、、、20代(なんと、特攻隊員)がぬけがらから脱皮してくる。

このシュールさは、笑い飛ばさずにはいられない。

20代、24歳、40代、50代と、年代がさかのぼってゆくのはありきたりだ、時間を逆にしたら。。。ってのが作品の発想のもとなんだろうけど、このシュールさはいい。

男は、この間「ブルーストッキングの女たち」で、渋い荒畑寒村を演じた人(こういう演技ができる人のいる文学座はすごい)。

どちらかというと、男は優柔不断で、女の人たち、若返った母、妻、男の愛人が、元気があった。若返った父たちも元気だ。父たちは、そのときどきの時代を精一杯生きている。

笑っているうちにセンチな気分はとんでしまった(笑)。

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コメント

こんにちは。「抜け殻」が、次々に登場する…、これはおもしろそうです。思い浮かべるだけで笑っちゃいそうです。(^^;)
ペーソスもあるのに、先に笑えてしまう、これ醍醐味だと思います。
私は、15日に「血の婚礼」を観賞予定です。

投稿: あかん隊 | 2007.05.11 12:06

■あかん隊さん、こんばんは。
「血の婚礼」ですか。また、感想聞かせて下さりませ。
ぬけがら、最初の場面が、人が寝ている、洗濯機から顔を出している人がいる。なんだ、これは。。。つぎにはいってきた男のつまが、それぞれに、消臭剤をふりかける。
でしたが、これが、最後の方の場面で、実は、洗濯機にいるのは、ぬけがらが臭うので、洗濯しようとしていた、他のヌケガラに消臭剤をふりかけてるってのがわかる仕掛けになってました。

投稿: 悠 | 2007.05.11 19:10

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