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2007.07.22

舞台版「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」@DVD

映画をみて、舞台が気になって、ついに、DVDでみました。
映画の永瀬さんがやった、知的-誠実な兄貴は、舞台版では、一本抜けた、若者になってました。妹は、ほんと、いじけた感じがでてたし。
同級生は、舞台にでてこない。
で、主演女優、映画版より絶対いい!!

主演は、萩尾真由 さん、おいらの好みでしたが、おいらの好みは魔性系をいわれてるからな。
舞台は、和合家の茶の間だけで、進行する。
小劇場系の笑いがあって、スミカの、家族に対するいじめ、これを家族がはねつけられない弱み、兄、妹が、ここを離れられないのは、血縁たる「家族」だから。

兄嫁が、いちばん、家族しているけど、彼女は選んで、家族になったから。

「スミカ」の「私は特別な人間」って認識が成立している世界では、これは「異常」でもなんでもない、世界なんだ、きっと。

家族としてつなぎとめられているものって、なんにもないんだ、しかし、そこに、「つなぎとめられている」と感じる人には、この世界は異常とみえない。

兄嫁の存在、普通の存在=しかし、わら人形を作っている、この恐ろしさをうちに秘めている=が、スミカの異常、スミカだけではない、血族=兄、妹の異常さもあぶりだす。

「いじめ」は、このような関係から産まれる、ここから抜け出すには、兄嫁が必要だ。

しかし、この作者まだ、20代ですもんね。すごい。最近は、40代の坂手さん、平田さんに教えられることがおおいのに、さらに、年下からも才能が現れてきてます。

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