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2007.07.05

「キサラギ」

下北沢の舞台でみたいぞ!ってな映画でした。
塚ジー、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、香川照之、、、みんな、役者じゃ。
「日本魅録」香川照之・キネマ旬報社、2006,10,31買ってきました。

B級アイドルの自殺後1年に、ネットで、アイドルのファンが追悼会をもよおす。
あったことのない、書き込みでハンドル名を知っているファンが、5人あつまってくる。
最後は、アイドルの生前の舞台にあわせて、5人が踊っている。
その間にはさまっているのは、いきつまるような、「アイドルは殺されたのではないか、その犯人は?」という5人のなぞとき。
もし、謎解きが、うまくいっていれば、日本版、ミステリ舞台としては完成度の高いものとなっていたはず。

日本版浦島太郎を聴いた西洋の子供が、「太郎は、いつ戦うの?」っていうような完成度はないけど、日本人としては、この「ぬるさ」がいいのかもしれない。

下北沢の舞台でやってほしいようなドラマでした。

香川さんの本、香川さんの映画、「北の零年」とか見逃してるんだけど、「天国の本屋」とかはみてるんですけど、うまい役者さんです。

本では、舞台では、台詞をおぼえなければならない、しかし、本番での台詞は、そのとき思いついたように話さなければならない、この機微をかいてるところが、やはり、一番面白かった。

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コメント

邦画は、こういう小さくて粋な映画をもっともっと作るべきではないでしょうか? 「ゆれる」なんかは、たしかに異質な感じ(まさにそれを狙っていたのでしょうが)ですが、題材として楽しめるか、といわれたら否、だと私は思います。今作は、楽しめる! キャスティングされた方々も、厳しさの中にも楽しみと役者としての至福を感じていたのではないかなぁ。

投稿: あかん隊 | 2007.07.06 00:38

■あかん隊さん、こんばんは。
資本力では、アメリカにかなわないし、大人の恋愛ってドラマって点では、フランスにかなわないし、ぬるさと、脚本力で、競争すべきですよね、ジャパン。
shall we dance?とか、呪怨とか、もがりの森とか、ありますけどねぇ、資本力がないのに、アメリカのまねしたってねぇ。

投稿: 悠 | 2007.07.06 22:27

悠さん、こんにちは♪
ひとつのシネコンだけでひっそりと上映だったんですけど、メンバーを見たときから期待してました。
蓋を開けてみれば「運命じゃない人」を見たときのような、上手い脚本にやられた~って感じでした。
しかもこちらは名の通った俳優を使ってエンタメ性もありますしね。
こういう小規模でも楽しい映画をもっと見たいです。
ちなみに、香川さんの「日本魅録」は発売と同時に買いました。
香川さんウォッチャーです。
といいながら、「北の零年」や「赤い月」みたいなのには足が向かないんですけどね(汗)

投稿: ミチ | 2007.07.07 07:54

■ミチさん、こんばんは。
シナリオがいいですよね。
最後みんなで、踊って盛り上がるには、あの、B級アイドルの場面出さざるをえないですよね。

香川さんのは、雑誌に連載してるときに、ときどき読んでるんですけど。まとめられたものを読むと、また、印象がちがいますね。
他人とうまくゆく方法は「まず妻よりはじめよ」。私にも実践できそうな、感じで、これを実践しようかと(暴)。

投稿: 悠 | 2007.07.07 22:29

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