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2007.07.11

「ダイハード4」「昭和人」「アメリカと私」等

映画「ダイハード4」ダイハード観るのは初めてなんだけど、アクションがすごい。それと話半分にしても、PC抜きには成り立たない世界のすごさ。
「昭和人よー吉本隆明、江藤淳、鉄腕アトムへ」文芸春秋8月号の内田樹のエッセイ。
「アメリカと私」江藤淳、講談社文芸文庫、2007.6.10

「ダイハード4」1から3はみてないんだけど、近所の映画館で。
いや、つぎから、つぎへと、いろんなことにまきこまれるけど、最後はハッピーエンドってことが、客にわかるから、その分安心して、アクションを楽しんできました。

「昭和人よ」は、江藤淳、吉本隆明は、戦前信じてた国家に裏切られた、感覚があり、ちょうど、江戸徳川時代と明治維新を経験した明治人のようだ、戦前信じ ていたこと、それが間違っていたことと向いあって、思想形成した、という。そうか、だから、脳天気に、平和と民主主義、なんてのに異和感をもって、参加し た学園闘争のときに、二人は気になってたんだ。って、高校生のとき、朝日新聞に江藤淳が、文芸時評を連載しており、ちょうど、そのころ、「言語にとって美 とはなにか」って吉本さんの本がでたころだった。

今月の文芸春秋は、塩野七生さんのエッセイも掲載さえている。「もがりの森」がカンヌ映画祭で受賞したのは、カンヌ好みの、内向的、フランス的、反アメリカ的だったからだ、と言う。うーん、そうか、まずは、賞を射んと欲せば、下調べ(ちがうか)。村上春樹も、世界で本を売るためには、アメリカのエージェーント好でなければ、とどこかで書いてた。こういう感覚が、「芸術は普遍」などと、考えてる向きにはわかりにくいか。


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コメント

こんばんは。京都では、すっかりご馳走になってしまいました。
お忙しい中、お時間を割いて頂いて本当にありがとうございました。
さて、「ダイ・ハード4.0」は、あまり巧妙ではない、どちらかというと「アナログ」的な主人公の存在とハイテクの対決、といった構図もたのしめてなかなかよかったです。

戦前、日本の主幹にいた人たちは、結局明治維新の続きをやっていたようなものだったのじゃないか…とこのごろ思います。海軍の敵は、陸軍だったりして。発売中の文藝春秋、ちと気になっております。(^^;)

「殯の森」がカンヌ好み、確かにそうかもしれません。ヨーロッパに受け入れて貰いやすいであろう自然や人々の存在がありましたから。微妙に詩的(ポエトリー)な映画です。それでも主張は、かなり強烈。
京都の人が関東を「無粋」と思うような感覚で、ヨーロッパではアメリカを「無粋」と思うのでしょうか? ちょっとした「やっかみ」(経済的に優位であるということなど)も込めて…。(笑)

投稿: あかん隊 | 2007.07.11 22:59

■あかん隊さん、こんばんは。
京都はねぇ、おいらみたいな田舎もんは、目の前では楽しそうにしてはるけど、ほんまはこの田舎もんが、と思うてはるやろうな、と、遊んでいても気がゆるみませぬ。
文芸春秋、陸軍と海軍のお話もおもしろかったですよ。
ダイ・ハードは、ハイテクのすごさにおどろいてます。いずれ、あんな社会が日本でも来るんですかね。
核よりこわいハッカー(だって、原子力発電所も爆破できそうですもんね、ステージ3)。

投稿: 悠 | 2007.07.13 20:11

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