「クッパ」@韓国ソウル/劇団自由
昨日、神戸に着いて、昼食たべたら、3時ころ、時間があったので、オリエンタル劇場の前のちらしチェックしてたけど、「ヴェニスの商人」をやってる。でも、チケットとれんやろうな。で、見つけたのが、アジア演劇祭in関西実行委員会が開催している「クッパ」
二人の女優さんによる、韓国女性、庶民の一代記。戦後のまずしい時代、ベトナム戦争で愛する人と引き裂かれる悲劇、アメリカ人と結婚、別れ、クッパ屋を開いて、生きている現在。
と書くと、悲劇なんだけど、二人のかけあい、独り語りで客に語りかける会話は、もう、喜劇です。歌われるパンソリ、韓国版枯葉、アリラン。日本で流布しているアリランは、歌詞がきまってますが、中身は自由になる、語りのような唄なんですね。
韓国通の友達によりますと、韓国は、演劇大学だとか演技を学ぶ、韓国の大学路では小劇団による演劇場があり、演劇活動をしていて、テレビ,映画にもでている、ということでした。
二人のけたたましいような、会話は、じつは、日常のおばちゃんの会話みたいなもんだよ、ってことでした。
そうそう、この芝居が演じられていた、神戸アートビレッジセンターのつい近所には、大衆演劇の小屋がたっていて、のぼりがあがってました。神戸駅からあるいて10分くらいのとこなんですけどね。この雰囲気よかったですよ。
「子供のためのシェイクスピア」@夏の夜の夢、平田オリザの作品、等が、逆に韓国で上演されているけど、いちど、日本の劇団がゆくときについてゆきたいな〜。
| 固定リンク
コメント