晴れた土曜日には映画をみよう。
ってんで、「グッド・シェパード」「 パーフェクト・ストレンジャー」 をみる。
「グッド・シェパード」は、CIA創設に関わった人物の物語。
「パーフェクト・ストレンジャー」は、エグゼクテブのスキャンダルを暴こうとする女性ジャーナリストの物語。
グッド・シェパードは、カストロ政権転覆をもくろんだ1961年と、かかわった諜報員の大学時代、情報機関員と活動するまでの恋愛、結婚の各年代のエピソードが、交互に進行してゆく。
エディットピアフも、現在と過去のエピソードが交差ししていた。
少年ー青年ー壮年ー晩年と時系列で進んでゆくってのではない。たぶん、この形式では表現できない、観客の共感を呼ばない、ってのが時代なんですかね。
諜報員の過酷さと、それでも、インテリジェンス活動に従事する、、まさしく、「強くなければ生きてゆけない」「優しくなければ生きている資格がない」というハードボイルドの世界です。「自然体」なんてことを尊んでいる日本人では、こういう生き方は、無理だろうな。
帽子が似合った時代の男性ファッション、アンジェリーナの美しさ、デ・ニーロもかっこ良かった(母に誉めてもらうのと、チョコをもらうってたのが、原因で、糖尿病って、気をつけよう、食習慣ですけど)。
「パーフェクト・ストレンジャー」、挟み込まれる、凄惨な過去(これが最後に明かされます)。ミステリーとしても白かった。
この間みた「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」、香川照之さんの、一人の中で、二人の人物が対話するってなキャラが、面白かった。あーいうので、一人芝居、脚本書いて、自分でやってみたいな(笑)。
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コメント
>悠さま
待望の重厚長大の軍事ミステリー。初日拝見しました。一瞬でも寝たら分からなくなると思われ頑張りました。一応さっくり分かりましたが,もう一度見ます。
ええように思います。
投稿: とみ(風知草) | 2007.10.26 23:36
■とみさん、こんばんは。
私は、策謀戦略の戦いとしてみてました。策謀うずまくなか、知性的はもちろんですが、誠実で(田舎ポックって)、女性に対して抑制がきいて、仕事以外に欲望をもたない、あーこういうエリートが、組織をまとめるんだな〜と思ってみてました。
投稿: 悠 | 2007.10.27 20:37