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2007.11.27

「マンネリズムのすすめ」

丘沢静也、平凡社新書、1996.6.20 昔、丘沢さんの「からだの教養」(晶文社)を読んだことがある。30代半ばになって、かなずちだったのに、水泳を始める、ってな本だった。
ベトナム戦争時、前線から、サイゴンまで、兵隊を3週間ごとに送り返していた、戦闘消耗=ベテランの下士官が突然戦争の継続がばかばかしくなり、武器をすててどうにでもなれという態度にでること=を避けるためだそうだ。という、中井久夫の著書の引用から、野口体操の「最大量の筋力を発揮するには、、、、すくなくとも、全身の筋肉の半分はやすんでいなければならない」の連想してゆく。 丘沢さんのスポーツ感は、競技優先で、競技出身者が指導者として、教えられ手に、頑張れ、頑張れというスポーツ感には批判的だ。フィットネスクラブのゆるい、快適さを追求する、からだの教養を身につけるのがスポーツだと。 外国人の様に大きな声を出せない日本人、リズムではなく、メロディの高低に注文のおおい、日本オペラ。 それならば、日本人による、日本人のための、日本語のオペラ、絢爛豪華な大劇場でおおげさにやる必要もない、オペラを目指す、林光に共鳴している。 で、表題、「オリンピック選手のように、歯を食いしばってはしるのではない、、、、、たとえば、30分間、のんびり走り続けると、ちょっとだけ気持ちがよくなる」「この感覚がマンネリズムである」「どれだけマンネリズムを楽しめるか」「それが小さな幸せの尺度となる」 と、最近、ちんたら、ちんたら、と、走ってるおいらには、ちょうどいい本だった(笑)

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