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2007.12.08

「顔のない男」

副題〜東ドイツ最強スパイの栄光と挫折〜 熊谷徹、新潮社、2007.8.25 読みながら、映画「善き人のためのソナタ」@シュタージが描かれている、舞台「デモクラシー」@西ドイツ首相ブラントを加賀丈史が、その秘書でありながら実は東ドイツ側のスパイであるギョームを市村正親が演じた、を思い出しました。舞台は実話を元にしてるもんです。
うーん、首相秘書に取り入ったスパイ、東ドイツの放った産業スパイにより東ドイツのコンピューターが開発された。西ドイツに亡命するために、スパイになった男、で、機密をもって逃亡に成功するが、もし、2日遅れていたら、逮捕されていた!、それぞれお話が、長編小説になりそう。その対外諜報機関HVAの長であった、ヴォルフをおう。 でも、「善き人のソナタ」でもそうだったけど、相互に監視される社会、反体制運動ができない社会。 反体制を抑止していけば、体制が存続すると考えるトップもどうだけど。 スパイ網を張り巡らせ、世界中の情報をあつめながら、東ドイツの崩壊についての情報を無視するトップ。 ゾルゲが、ナチドイツがソ連に攻撃することをスターリンにしらせるが、スターリンがこれを無視するみたいなもんだ(^^;) 偽の情報をながし、体制を攪乱する、たとえば、西ドイツの高官にロッキード疑惑がおこったとき、連邦情報局が盗聴に成功しているというガセねたを流す。日本の民主党の議員さん、この本を読むべきですぜ(笑)。

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